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町内会~コミュニティからみる日本近代~(ちくま新書 1797)

玉野 和志  著

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価格 \924(税込)         

発行年月 2024年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 186p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/現代政治・行政学
ISBN 9784480076298
商品コード 1038489177
NDC分類 318.8
基本件名 自治会
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年07月2週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/07/06、読売新聞 2024/07/07、日本経済新聞 2024/08/24
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038489177

著者紹介

玉野 和志(著者):玉野 和志(たまの・かずし):1960年石川県金沢市生まれ。東京都立大学人文学部卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。社会学博士。東京都老人総合研究所、流通経済大学、東京都立大学を経て、現在、放送大学教養学部社会と産業コース教授。専門は都市社会学・地域社会学。著書『近代日本の都市化と町内会の成立』(行人社)、『東京のローカル・コミュニティ』(東京大学出版会)、『創価学会の研究』(講談社現代新書)、『実践社会調査入門』(世界思想社)など。

内容

加入率の低下や担い手の高齢化により、存続の危機に瀕する町内会。それは自治や共助の伝統か、時代遅れの遺物か。隣近所から日本社会の成り立ちを問いなおす。

助け合いの伝統か、時代遅れの遺物か――
再生の手がかりを探るための必読書。
日本人の「きずな」はこうしてつくられた

加入率低下や担い手の高齢化により、存続の危機に瀕する町内会。回覧板、清掃、祭り、防災活動など、活動は多岐にわたる。そもそも参加は任意であるはずなのに全戸加入が原則とされてきた、このふしぎな住民組織はいつどのようにして生まれたのか。それは共助の伝統か、それとも行政権力の統治技術か。明治地方自治制、大衆民主化の時代から戦中・戦後まで、コミュニティの歴史を繙くことで、この国の成り立ちがみえてくる。直面する問題の本質をとらえ、再生の手がかりを探るための必読書。

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