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絵画の政治学(ちくま学芸文庫 ノ9-1)

リンダ・ノックリン  著

坂上 桂子  翻訳
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価格 \1,650(税込)         

発行年月 2021年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 425p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画
ISBN 9784480510907
商品コード 1033950049
NDC分類 723.3
基本件名 絵画-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年01月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033950049

著者紹介

リンダ・ノックリン(著者):リンダ・ノックリン(Linda Nochlin)1931-2017年。ニューヨーク生まれ。美術史家。イェール大学、ニューヨーク大学インスティテュート・オブ・ファイン・アーツなどで教鞭をとった。論文“Why Have There Been No Great Women Artists?(なぜ偉大な女性の美術家はいなかったのか?)”で、フェミニズム美術史の論客として有名に。著書にWomen, Art and Power and Other Essaysなどがある。
坂上 桂子(翻訳):坂上桂子(さかがみ・けいこ)専門は美術史。早稲田大学文学学術院教授。

内容

ジェンダー、反ユダヤ主義、地方性……。19世紀絵画を、形式のみならず作品を取り巻く政治的関係から読み解く。美術史のあり方をも問うた名著。===美術における政治的なものをどのように考えるべきか。クールベやマネ、ドガ、スーラらの19世紀絵画を、ヨーロッパ/オリエント、純粋芸術/大衆芸術、男性/女性といった、作品を取り巻く社会的・政治的関係性から読み解いていく。フェミニズムをひとつの起点として、より広く「美術史を〝他者性〞の視点から考える」ことを目指した本書は、作品の新たな見方を提示するのみならず、従来の美術史規範の妥当性、イデオロギー性への問いをも投げかけた。表現形式の議論に偏重していた近代美術史に政治的視点をもたらし、美術史研究に新たな1ページを付け加えた名著。===ヨーロッパ/オリエント、男性/女性、純粋芸術/大衆芸術……〈他者〉から問う美術史===【目次】1 アヴァンギャルドの創造―フランス、1830‐18802 クールベ、オリェールと場所の意味―19世紀美術における地域性、地方性とピクチャレスク3 虚構のオリエント4 カミーユ・ピサロ―気取らない眼5 マネの《オペラ座の仮面舞踏会》6 ファン・ゴッホ、ルヌアールとリヨンにおける織工の危機7 レオン・フレデリックと〈労働者の人生の段階〉8 ドガとドレフュス事件―反ユダヤ主義者としての画家の肖像9 スーラの《グランド・ジャット島の日曜日の午後》―反ユートピアの寓意文庫版訳者あとがき原注/図版リスト 

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