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映像のポエジア~刻印された時間~(ちくま学芸文庫 タ56-1)

アンドレイ・タルコフスキー  著

鴻 英良  翻訳
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価格 \1,540(税込)         

発行年月 2022年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 401p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/映像
ISBN 9784480511300
商品コード 1034672751
NDC分類 778.04
基本件名 映画
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年08月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034672751

著者紹介

アンドレイ・タルコフスキー(著者):アンドレイ・タルコフスキー(Andrej Tarkovskij):1932-86年。ソヴィエト・ロシアの映画監督。ショットの中を流れる時間とそれを表現するリズムに注目し、独自の映像を創出。1984年に亡命。作品に『惑星ソラリス』『鏡』『ノスタルジア』など。映画は人間存在の精神的実在に迫れると確信しながら、映像を文明批評の水準に高めた。86年パリで客死。『サクリファイス』が遺作となる。
鴻 英良(翻訳):鴻 英良(おおとり・ひでなが):1948年生まれ。東京大学大学院修士課程ロシア文学専攻修了。演劇研究者。著書に『二十世紀劇場』など。

内容

うちに秘めた理想への郷愁――。映画の可能性に応える詩的論理とは何か。映像の詩人がおよそ二十年に及ぶ思索を通し、芸術創造の意味を問いかける。===「それ独自の事実のフォルムと表示のなかに刻み込まれた時間――ここにこそ、私にとって芸術としての映画の第一の理念がある」。その理念が有機的統一をもって結晶する〈イメージ〉。『惑星ソラリス』『鏡』『サクリファイス』など、生み出された作品は、タルコフスキーの生きた世界の複雑で矛盾に満ちた感情を呼び起こす。俳優や脚本のあり方をはじめとする映画の方法は、現代において涸渇した人間存在の源泉を甦らさんとする意図とともに追求された。戦争と革命の時代である二十世紀に、精神的義務への自覚を持ち続けた映画作家の思考の軌跡。===理想への絶えざる郷愁芸術創造の意味を追求し続けた思考の軌跡===【目次】序 章第一章 はじまり第二章 芸術―理想への郷愁第三章 刻印された時間第四章 使命と宿命第五章 映像について第六章 作家は観客を探究する第七章 芸術家の責任第八章 『ノスタルジア』のあとで第九章 『サクリファイス』終 章訳者あとがき文庫版訳者あとがき 年譜・フィルモグラフィ

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