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決断の法則~人はどのようにして意思決定するのか?~(ちくま学芸文庫 ク34-1)
ゲーリー・クライン
著
佐藤 佑一
監修
発行年月 |
2022年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
572p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/実験心理 |
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ISBN |
9784480511379 |
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商品コード |
1034874582 |
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NDC分類 |
141.5 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2022年10月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034874582 |
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著者紹介
ゲーリー・クライン(著者):ゲーリー・クライン(Gary Klein)1944年、ニューヨーク市生まれ。認知心理学者。オークランド大学助教を経て、米空軍省に研究者として勤務。その後研究開発会社クライン・アソシエイツを設立、意思決定研究に従事した。現在は民間企業で研究職を務める。自然主義的意思決定(NDM)アプローチの推進者。邦訳書に『「洞察力」があらゆる問題を解決する』がある。
佐藤 佑一(監修):佐藤佑一(さとう・ゆういち)国際基督教大学(ICU)卒。翻訳家、著書・訳書多数。佐藤翻訳事務所代表。
内容
時間的制約があり変化する現場で、人はいかに意思決定を行うか。消防隊員、チェスチャンピオンらの調査から、人の隠れた能力を照射する。 解説 本田秀仁===火事の現場についた消防隊長は、消火と救助のどちらを優先すべきか瞬時に判断できる。優れたチェスプレーヤーは、厳しい時間制限の下でも最良の一手を導き出せる。大きなプレッシャーがかかり複雑に変化する現場で、人はいかにして自分の経験を活かし、意思決定を行うか。本書は、消防士、集中治療室の看護師、軍指揮官、チェスプレーヤーなどを調査し、豊富なエピソードから意思決定のメカニズムの解明に努めた。合理的選択の陰で見落とされてきた「直観」や「経験則」に焦点を当て、ダニエル・カーネマンにも影響を与えた、認知心理学者による画期的研究。文庫化に際し、新たに「序文」を付す。 ===消防士はなぜ数秒で最良の選択ができるのか?ダニエル・カーネマンにも影響を与えた、認知心理学の画期的研究。===【目次】謝 辞 序 文 第1 章 意思決定に関する人間の隠れた能力 第2 章 消防隊から学んだこと 第3 章 認知に基づく意思決定モデル 第4 章 直観と意思決定 第5 章 メンタルシミュレーションの力第6 章 ビンセンズの撃墜 第7 章 メンタルシミュレーションと意思決定 第8 章 発想を転換する 第9 章 非直線的なアプローチによって問題解決する 第10章 見えないものを見る 第11章 ストーリーの力 第12章 メタファとアナロジー 第13章 真意を読みとる能力 第14章 チーム思考の力 第15章 論理的分析の力と論理主義の弊害 第16章 有能な者が意思決定に失敗するのはなぜか 第17章 結 論 監訳者あとがき 解説 直観から人間らしさを理解する(本田秀仁)参考文献・索引ほか