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境界の美術史~「美術」形成史ノート~ 増補改訂(ちくま学芸文庫 キ30-2)

北澤 憲昭  著

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価格 \1,870(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 556p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784480511980
商品コード 1036518583
NDC分類 702.16
基本件名 日本美術-歴史-近代
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年10月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036518583

著者紹介

北澤 憲昭(著者):北澤憲昭(きたざわ・のりあき):1951年生まれ。美術評論家、美術史家。武蔵野美術大学客員教授、女子美術大学名誉教授。著書に、『眼の神殿』(ちくま学芸文庫)、『岸田劉生と大正アヴァンギャルド』(岩波書店)、『「日本画」の転位』『〈列島〉の絵画』『逆光の明治』(ブリュッケ)、『アヴァンギャルド以後の工芸』(美学出版)、『美術のポリティクス』(ゆまに書房)、『反復する岡本太郎』(水声社)など。

内容

国家、制度、性、ジャンル、主体……。外在的な近代化から内在的なモダニズムへ。日本における「美術」概念の成立に迫った画期的論集。解説 中嶋泉

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現在の美術を作り出した「境界」が引かれ、社会に浸透していく過程を、制度史的視点から捉えた画期的論集。近代において「美術」概念や日本画をはじめとする諸ジャンルは、いかにして形づくられ、純化へと向かっていったか。衝突や動揺を引き起こしつつも、五感の秩序における視覚の優位、工業社会の到来、固有の造型芸術への意志、これら三つが推進力となって「美術」は成立した。だが、その境界は画定し切ったわけではない。裂け目を孕みながら、未完の運動体として今もわれわれの目の前にある。『眼の神殿』と対をなす本書は、新たな作品創造と歴史記述の可能性へと読者を導く。
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何が美術を規定したのか
概念とジャンルの成立、そしてその先へ──
『眼の神殿』と対をなす画期的論集

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