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板書で見る全単元の授業のすべて国語<小学校5年下>(板書シリーズ)
井上陽童,
小木和美
著
中村和弘
監修
発行年月 |
2024年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
243p |
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大きさ |
26cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教科教育学 |
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ISBN |
9784491054049 |
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商品コード |
1039169089 |
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NDC分類 |
375.8 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2024年09月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039169089 |
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著者紹介
井上陽童(著者):実践女子大学専任講師
[2024年6月現在]
小木和美(著者):東京都大田区立高畑小学校主任教諭
[2024年6月現在]
中村和弘(監修):東京学芸大学教授
[2024年6月現在]
内容
令和6年版教科書対応!
本シリーズは、令和2年の現行学習指導要領の全面実施に合わせて初版が刊行されました。
この度、令和6年版の教科書改訂に合わせて、本シリーズも改訂することになりました。
GIGAスクール構想に加え、新型コロナウイルス感染症の猛威などにより、教室でのICT活用が急速に進み、この4年間で授業の在り方、学び方も大きく変わりました。
改訂に当たっては、単元配列や教材の入れ替えなど新教科書に対応するだけでなく、ICTの効果的な活用方法や、個別最適な学びと協働的な学びを充実させるための手立てなど、今求められる授業づくりを発問と子供の反応例、板書案などを通して具体的に提案しています。
【板書例を掲載の新単元】
<5年下>
・浦島太郎 「御伽草子」より
・言葉でスケッチ
・熟語の読み方
・言葉を使い分けよう
・もう一つの物語
・「子ども未来科」で何をする
・五年生をふり返って
「板書シリーズ」の特徴
現行の学習指導要領において、国語科を指導する上でのポイントの一つは「単元のまとまりで考える」ということです。
国語科では、単元のまとまりを通して、目指す資質・能力が子どもたちに身に付くように、そして、改訂のキーワードである「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善が実現されるように、設計することが大切です。
常に単元全体を、学習過程を構成するひとつの単位として捉え、単元のはじめに見通しをもち、単元の終わりで振り返ることが必要です。その上で、「この時間はこの資質・能力を重点的に身に付けよう」とか、「この時間は特に対話的な学びを充実させてみよう」というように、本時で具体化を図っていきます。
今回新しくなった「板書シリーズ国語」では単元全体を見通しながら、本時を具体化し、授業づくりに生かすことができるように紙面構成を考えたのが大きな特徴です。
また、教科書やノート、鉛筆を使って書いたり読んだりする学びと、ICTを活用して共有したり、提案したり、蓄積したりするなどの活動を組み合わせた「ハイブリッドな学び」を実現するための手立ても提案しています。目的はICTの活用ではなく、学び方の選択肢として有効活用し、「言葉の学び」を深めることにあります。
「新しい学習指導要領の趣旨と実際の授業づくりの架け橋」になることでしょう。
国語の評価はどうするべきか
単元のどの時間にどの評価をするのか、今まで以上に意識的に位置付けていかなくてはなりません。この「板書シリーズ」ではABCといった記録に残す評価をする場合と、記録には残さないが、子供の学習の様子を捉え、指導に生かす評価をする場合との、2つの評価の方向性を単元の流れと本時の中に位置付けています。これを参考に、指導と評価を一体的に捉え、授業を進めていただくとよいと思います。