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ストーリーが世界を滅ぼす~物語があなたの脳を操作する~

ジョナサン・ゴットシャル  著

月谷 真紀  翻訳
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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2022年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 268p,47p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/心理学/社会心理
ISBN 9784492444696
商品コード 1034657990
NDC分類 361.4
基本件名 社会心理学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年09月1週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2022/09/25
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034657990

著者紹介

ジョナサン・ゴットシャル(著者):ジョナサン・ゴットシャル
ワシントン&ジェフーソン大学英語学科特別研究員
ジョナサン・ゴットシャル(Jonathan Gottschall)
ワシントン&ジェファーソン大学英語学科特別研究員。著書にニューヨーク・タイムズ紙エディター選に入った『The Storytelling Animal』(未邦訳)、ボストン・グローブ紙のベストブック・オブ・ザ・イヤーに選出された『人はなぜ格闘に魅せられるのか――大学教師がリングに上がって考える』(松田和也訳、青土社)がある。ペンシルヴァニア州ワシントン在住。

月谷 真紀(翻訳):月谷 真紀(ツキタニ マキ)
翻訳家
翻訳家。上智大学文学部卒業。訳書に『ネクスト・シェアーーポスト資本主義を生み出す「協同」プラットフォーム』(東洋経済新報社)、『政府は巨大化するーー小さな政府の終焉』(日本経済新聞出版)、『わかりあえない他者と生きるーー差異と分断を乗り越える哲学』(PHP新書)、『自分で「始めた」女たち』(海と月社)、『大学なんか行っても意味はない?――教育反対の経済学』(みすず書房)などがある。

内容

なぜ私たちはあの人の論破にだまされるのか。
事実と物語は混ぜるな危険!
陰謀論とフェイクが溢れる世界で生き抜く「武器としての思考法」。

文明を築くのに一役を買ったストーリーテリング。その伝統あるストーリーテリングが近い将来文明を破壊するかもしれない。
ストーリーテリングアニマルである私たち人間の文明にとって、ストーリーは必要不可欠な道具であり、数え切れない書物がストーリーの長所を賛美する。
ところが本書の著者ジョナサン・ゴットシャルは、ストーリーテリングにはもはや無視できない悪しき側面があると主張する。
主人公と主人公に対立する存在、善と悪という対立を描きがちなストーリー。短絡な合理的思考を促しがちなストーリー。社会が成功するか失敗するかはそうしたストーリーの悪しき側面をどう扱うかにかかっている。
陰謀論、フェイクニュースなど、SNSのような新しいテクノロジーがストーリーを拡散させ、事実と作り話を区別することはほとんど不可能になった。人間にとって大切な財産であるストーリーが最大の脅威でもあるのはなぜなのか、著者は説得力をもって明らかにする。
「ストーリーで世界を変えるにはどうしたらいいか」という問いかけをやめ、「ストーリーから世界を救うにはどうしたらいいか」と問いかける書。

スティーブン・ピンカー、ダニエル・ピンク絶賛!

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