丸善のおすすめ度
三国志の考古学~出土資料からみた三国志と三国時代~(東方選書 52)
関尾 史郎
著
発行年月 |
2019年06月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
4p,327p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
---|
|
|
ISBN |
9784497219138 |
---|
|
商品コード |
1030520441 |
---|
NDC分類 |
222.043 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2019年07月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030520441 |
---|
著者紹介
関尾 史郎(著者):1950年神奈川県生まれ。上智大学大学院博士課程単位取得退学。新潟大学人文社会科学系フェロー・東洋文庫客員研究員。著書に「西域文書からみた中国史」など。
内容
小説『三国志演義』の描く英雄たちの活躍によって、日本でもよく知られている三国時代。本書では、その三国時代について、『三国志演義』ではなく、史書の『三国志』でもなく、発掘調査によって中国各地で出土した資料によりながら考える。曹操の墓である高陵の発見は記憶に新しいところだが、この高陵や、呉の名将である朱然の墓からは貴重な文物が出土している。そして七万点以上という、一地点からの出土枚数としては最大を記録した走馬楼呉簡など、三国時代に関する出土資料は近年増加の一途をたどっている。本書では、簡牘や石刻をはじめ、漆器・陶器や画像石・墓葬壁画に至るまで、多種多様な出土資料を取り上げ、膨大な研究史を整理したうえで、新たな知見を提供する。また、それをふまえて史書『三国志』の解釈にも見直しを迫っている。