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天変地異はどう語られてきたか~中国・日本・朝鮮・東南アジア~(東方選書 53)

串田 久治  著

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価格 \2,420(税込)         

発行年月 2020年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 9p,280p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史
ISBN 9784497220011
商品コード 1031373450
NDC分類 220
基本件名 東洋史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年03月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031373450

内容

自然現象を善政か失政かのバロメーターとし、権力者に対する圧力としても機能させた儒教。地震は仏や菩薩の神通力による「吉祥」であると説き、人びとをなぐさめる仏教。イスラームやキリスト教などの一神教が、災害を神の意思のあらわれとしていることで、信者は苦難を受け入れ、団結して復興に向かうことができた。
近代朝鮮では日本の植民地支配を「天変地異」と見なし、琉球(沖縄)では、台風だけでなく軍隊なども海からの「来訪者」として受け止め、災厄を幸福へとかえる営みを続けてきた。
本書では、歴史・宗教・地域研究者9名が、アジア各地でこうした「天変地異」がどのように語られてきたかをひもとき、いま、自然災害にどう向き合うかを考えるきっかけを提供する。

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