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中国の知的障害者とその家族~「新しい社会性」のエスノグラフィー~
奈倉京子
著
発行年月 |
2023年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,244p,46p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784497223012 |
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商品コード |
1035820411 |
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NDC分類 |
369.28 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年04月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035820411 |
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著者紹介
奈倉京子(著者):1977年 静岡県生まれ
2022年 一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了・博士(社会学)
2007年 中国中山大学大学院人文学院(現社会学与人類学学院)博士課程修了・博士(法学、文化人類学専攻)
現在 静岡県立大学国際関係学部・教授
専攻 文化人類学、中国地域研究
主要著書
『帰国華僑――華南移民の帰還体験と文化的適応』(単著、風響社、2012年)
『中華世界を読む』(編著、東方書店、2020年)
『中国系新移民の新たな移動と経験――世代差が照射する中国と移民ネットワークの関わり』(編著、明石書店、2018年)
内容
ケアは家族へ回帰するのか、社会に頼ることができるのか
「新しい社会性」とは、家族もしくはその他の社会集団の代表ではない、一人の人間が、個人と個人の間で、社会における活動を通して互いに影響を与え合うことを特徴とする、新たな個人とその結びつきのありかたである。2000年代の中国は、中国共産党の管理と指示に従って行動する必要があり、かつ個人化という「新しい社会性」が生まれている社会状況である。
本書では、家族以外の多様な他者とのかかわりが必要とされる障害者とその家族を対象に、障害のある家族成員のケアは家族以外の社会関係(中間的領域/組織)に頼ることができるのか、あるいは家族へ全面的に依存せざるを得ない状況にあるのかといったことを考察する。
第一部では法整備や中間的領域/組織の成り立ちなど、社会の面から障害者家族とのかかわりを見る。第二部は知的障害の子をもつ家族の聞き取りをもとに、個人の側から障害者とその家族の「新しい社会性」の内実を見る。