イラストで学ぶ看護人間工学
小川 鑛一 著
内容
目次
第1章 人間工学ってなに 1.1 人間工学のあらまし 1.2 人間工学の応用は幅広い 1.3 人間とモノ,人間と人間の関係を考える 1.4 家庭における人とモノとのかかわり 1.5 人間と機械とのかかわり 1.6 人間と家具の寸法について 1.7 人と人とのかかわり 1.8 看護業務と人間工学 1.9 看護人間工学とは 1.10 患者の移動・移乗と看護人間工学 章末問題 第2章 人間のすばらしさと物・人とのかかわり 2.1 五感のすばらしさを考える 2.2 手・足の役割を考える 2.3 看護で発揮できる力について 2.4 姿勢を考える 2.5 作業姿勢を考える 2.6 力作業と腰部負担について 2.7 人間の能力拡大と人間工学について 2.8 人間と物との関係を考える 2.9 人が物を操る能力を考える 2.10 人が人を操るしごと(看護・介助) 章末問題 第3章 自身の身を守るボディメカニクス 3.1 看護人間工学とボディメカニクスについて 3.2 人間の動きの中での姿勢のあり方 3.3 ボディメカニクスの教えるところ 3.4 ボディメカニクスを支える基本原理について 3.5 看護に必要な力について考える 3.6 重力という力は何か 3.7 看護とニュートンの運動法則のかかわり 3.8 引っ張り力,圧縮力,せん断力とはなにか 3.9 力を発揮すると何ができるのか 3.10 力と圧力の違いは何か 3.11 看護と圧力—点滴・注射器から圧力を考える 3.12 どのような場面で摩擦は看護に役立つか 章末問題 第4章 ボディメカニクスを理解するための力学 4.1 看護とベクトルの話し 4.2 テコの基本的な話し—第1種テコの原理 4.3 テコにもいろいろある—第2種,第3種のテコの原理 4.4 看護におけるテコの原理応用 4.5 力のモーメントとトルクの違いは 4.6 力のモーメントの応用—ドアの開閉能力と力のバランスについて 4.7 力のモーメントの計算で作業負担がわかる 4.8 人の重心はどのように求めるのか 4.9 床面重心はいかにして求めるのか 章末問題 第5章 看護の負担を軽減する基礎的な技 5.1 支持基底面ってどんな面か 5.2 支持基底面を広げるいくつかの方法について 5.3 店頭しにくさと支持基底面と重心の関係 5.4 倒れやすさと支持基底面と重心 5.5 速く動くとなにが悪いのか 5.6 じっとしていても負担はかかる 5.7 座っていても腰痛になるのはどうしてか 5.8 15[Kgf]のバケツと人を持ち上げる場合の力について 章末問題 第6章 看護の安全性と人間工学 6.1 ヒヤリ・ハットが重なると重大事故になる 6.2 ヒューマンエラーとはどんなエラーか 6.3 ヒヤリハットとはなにか 6.4 リスクとはなにか 6.5 リスクを減らすフェイルセーフとはなにか 6.6 事故を防ぐにはどうしたらよいか 6.7 事故を限りなくゼロに近づけるために 章末問題 第7章 看護と情報とコントロール 7.1 情報とはなにか 7.2 情報をキャッチするための人間の五感と機械のセンサー 7.3 情報は何のために役立つのか 7.4 情報の取得と情報交換 7.5 フィードバック・コントロールとはなにか 7.6 看護におけるフィードバック・コントロールとは 7.7 フィードバック・コントロールから見た人間の特徴 章末問題 第8章 ME機器とその役割はなにか 8.1 医療・看護と仲よくする工学技術 8.2 複雑なME機器はだれが扱うのか 8.3 医用電子工学と医用工学の違いとME機器 8.4 ME機器とフィードバック・コントロール 8.5 ME機器と看護人間工学 8.6 ME機器と安全について 章末問題 第9章 身近な人間工学の応用 9.1 睡眠と人間工学 9.2 健康と人間工学 9.3 コンピュータ作業とテクノストレス 9.4 家庭でのわかりやすい人間工学の応用 章末問題 第10章 看護人間工学のまとめ 10.1 看護師—物—患者に応用されている看護人間工学 10.2 用具を用いた看護作業の負担軽減について 10.3 機器を用いた看護作用の負担軽減について 10.4 看護技術と人間工学 10.5 看護人間工学のまとめ 章末問題 章末問題 解答 参考文献 索 引
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