シンプル薬理学 改訂第6版
内容
目次
【主要目次】 第1章 総論 1 薬理学とは A 薬理学の役割 B 医薬品の歴史 C 薬理学の構成 D 薬理療法の分類 2 薬と法律,処方 A 薬と法律 B 処方,調剤,添付文書 3 薬理作用と作用機序 A 薬の作用点(薬物受容体) B 情報伝達系 C 骨格筋,心筋,平滑筋の細胞内情報伝達機構と薬物による調節 4 薬の生体内運命と薬効 A 薬物の投与経路 B 薬物の生体膜の通過 C 薬物の吸収・分布・代謝・排泄 D 薬物動態学 E 薬物体内動態と薬効 F 治療薬物モニタリング G 薬物相互作用 5 薬物治療に影響を与える因子 A 生体側の因子 B 薬物側の因子 C 薬物の相加・相乗・拮抗作用 6 小児,妊婦,高齢者の薬物療法 A 小児の薬物療法 B 妊婦の薬物療法 C 高齢者の薬物療法 7 個人化医療 8 薬物送達システム(DDS) A プロドラッグ B アンテドラッグ C 経皮吸収剤 D 徐放性製剤 E 分子標的薬 9 医薬品の安定性-保存および混合の問題点 A 医薬品の保存 B 医薬品の混合 10 新薬の開発 第2章 末梢神経作用薬 1 自律神経作用薬 A 自律神経作用薬とは B 自律神経系の基礎知識 C コリン作動薬 D 抗コリン薬(アセチルコリン受容体遮断薬) E アドレナリン作動薬 F 抗アドレナリン薬(アドレナリン受容体遮断薬) G アドレナリン作動性ニューロン遮断薬 2 筋弛緩薬 A 末梢性筋弛緩薬 B 神経筋接合部遮断薬拮抗薬(筋弛緩回復薬) C 中枢性筋弛緩薬 3 局所麻酔薬 第3章 中枢神経作用薬 1 中枢神経系の神経伝達物質 A カテコールアミン(ドパミン,ノルアドレナリン,アドレナリン) B アセチルコリン(ACh) C γ-アミノ酪酸(GABA)とグルタミン酸 D セロトニン 2 全身麻酔薬 A 理想的な全身麻酔薬 B 全身麻酔薬の分類 C 全身麻酔薬の作用機序 D 全身麻酔薬の作用 E 全身麻酔薬の麻酔深度 F 全身麻酔薬の動態に関連した指標 G 麻酔前投与(麻酔補助薬) H 各種全身麻酔薬 3 鎮静睡眠薬 A 理想的な睡眠薬 B 睡眠薬の分類 4 向精神薬 A 抗不安薬 B 抗うつ薬 C 気分安定薬(抗躁薬) D 抗精神病薬 5 抗認知症薬 A 認知症治療薬の分類・種類 6 抗てんかん薬 7 抗パーキンソン病薬 A ドパミン作用を増強する薬物 B アセチルコリンの作用を抑える薬物 C その他 8 麻薬性鎮痛薬(オピオイド鎮痛薬) A オピオイドの薬理作用 B オピオイドの副作用およびその対策 C オピオイド鎮痛薬の種類 D がん性疼痛への応用と除痛ラダー 9 中枢神経興奮薬 10 薬物乱用と薬物依存 A 離脱(退薬)症状の特徴 第4章 心・血管系作用薬 1 関連する生理活性物質 A レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAs) 2 心臓作用薬 A 心不全治療薬 B 狭心症治療薬 C 抗不整脈薬 3 降圧薬 A 高血圧治療の基本的な考え方 B 血管抵抗に作用する降圧薬 C 容量(血流量)に作用する薬 D 降圧薬の選択のまとめ 4 脂質異常症治療薬 A 主に血清総コレステロール,LDL-コレステロールを低下させる薬剤 B 主にトリグリセライドを低下させる薬剤 C その他の製剤 第5章 血液・造血器系作用薬 1 貧血治療薬 A 鉄剤 B ビタミンB12と葉酸 C その他 2 抗血栓療法薬 A 経口抗凝固薬 B ヘパリン C 血小板機能阻害薬 D 血栓溶解薬 3 血液製剤 第6章 水・電解質・腎臓作用薬 1 体液の区分・移動と水の出納 A 体液の区分と移動 B 水の出納 2 体液の異常と治療薬 A 体液分布の異常 B 電解質異常・酸塩基平衡異常と治療薬 C 血漿増量薬 3 腎臓についての基本事項 A 腎臓の構造と機能 B ネフロンの構造と尿の生成 C 腎機能の評価 D 薬物の分泌と再吸収 4 利尿薬 A 利尿薬とは B 利尿薬の分類 C 利尿薬の作用機序 5 尿路結石治療薬 第7章 抗感染症薬 1 抗菌薬 A 抗菌薬の作用機序 B 抗菌薬の種類 C 抗菌薬の選択 2 抗結核薬 3 抗ウイルス薬 A 抗インフルエンザウイルス薬 B 抗ヘルペスウイルス薬 C 抗サイトメガロウイルス薬 D 抗肝炎ウイルス薬 E 抗HIV薬 4 抗真菌薬 第8章 抗悪性腫瘍薬 1 作用部位 2 分類 A アルキル化薬 B 代謝拮抗薬 C 抗腫瘍性抗生物質 D 微小管阻害薬 E ホルモンとホルモン拮抗薬 F トポイソメラーゼ阻害薬 G 分子標的薬 H その他 3 抗悪性腫瘍薬の使い方 A 多剤併用療法 B P-糖蛋白質と薬剤耐性 第9章 抗炎症薬,免疫関連薬 1 生体防御反応(炎症と免疫)と生体警告反応(痛み) 2 生体防御に関係する生体内活性物質 A ヒスタミン B カリクレイン・キニン系 C エイコサノイド D サイトカイン 3 抗炎症薬・鎮痛薬 A 概説 B 炎症と抗炎症薬 C ステロイド性抗炎症薬 D 非ステロイド性抗炎症薬 4 免疫抑制薬・免疫増強薬・ワクチン製剤 A 免疫抑制薬 B 免疫増強薬 C ワクチン製剤 5 抗アレルギー薬 A I型アレルギー発現機構 B I型アレルギー治療薬 6 抗リウマチ薬 A 疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs) B 生物学的製剤(分子標的薬) 第10章 内分泌・代謝作用薬,ビタミン 1 ホルモンとホルモン拮抗薬 A 視床下部-下垂体前葉系 B 下垂体後葉ホルモン C 甲状腺ホルモンと抗甲状腺薬 D 副腎皮質ホルモンと副腎皮質ホルモン拮抗薬 E 性ホルモンと性ホルモン拮抗薬 F インスリンと糖尿病治療薬 2 代謝性疾患治療薬 A 骨粗鬆症治療薬 B 痛風治療薬 3 ビタミン 第11章 呼吸器作用薬 1 気管支喘息治療薬 A 気管支拡張薬 B 抗アレルギー薬 C 副腎皮質ホルモン剤 D 気管支喘息の治療のステップ 2 鎮咳薬 3 去痰薬 4 呼吸促進薬 第12章 消化器作用薬 1 消化器の機能および調節 A 神経支配 B ホルモン支配 C 胃液分泌 D 胃酸分泌 E ペプシノーゲン分泌 2 食欲・消化作用薬 A 苦味健胃薬 B 芳香性健胃薬 C 消化酵素薬 3 消化性潰瘍治療薬 A 攻撃因子抑制薬 B 防御因子賦活薬 C プロスタグランジン製剤 D ヘリコバクター・ピロリ除菌薬 4 鎮吐薬 5 胃腸運動改善薬 A 胃腸管運動 B 抗ドパミン薬 C セロトニン受容体作動薬 6 腸に作用する薬物 A 下剤(瀉下薬) B 止瀉薬 C 潰瘍性大腸炎治療薬 D クローン病治療薬 E 過敏性腸症候群治療薬 7 肝臓・胆道・膵臓に作用する薬物 A 肝疾患治療薬 B 胆道疾患治療薬 C 膵疾患(急性膵炎)治療薬 第13章 眼科用薬・皮膚科用薬 1 眼科用薬 A 眼の構造と機能 B 眼科用薬の種類・動態・投与法・副作用 C 眼科疾患治療薬 2 皮膚科用薬 A 皮膚の構造と機能 B 皮膚科用薬の動態と基剤の種類 C 皮膚疾患治療薬 第14章 画像診断関連薬 1 X線造影剤 A X線造影剤の構造 2 核医学製剤 3 MRI造影剤 第15章 消毒薬 1 消毒と滅菌 2 消毒薬の分類 第16章 毒物と解毒薬 1 毒物の吸収阻害 2 毒物の排泄促進 3 解毒薬・拮抗薬 4 有機リン剤中毒 5 重金属中毒 6 医薬品中毒 第17章 救急に用いられる薬物 1 蘇 生 A 心臓の収縮不全(心停止・低血圧ショック)を改善する薬 B 心臓の調律不全(不整脈・徐脈)を改善する薬 C 心臓の冠循環を改善する薬物(虚血性心疾患) 1 脳血管障害 A 脳梗塞急性期 B 高血圧性脳出血急性期 3 糖尿病性昏睡 4 痙攣 5 呼吸障害 6 鎮痛・鎮静 7 高カリウム血症・アシドーシス 第18章 嗜好品の薬理 1 タバコ 2 アルコール 3 カフェイン飲料 4 健康食品(サプリメントなど) 第19章 漢方の薬理 1 漢方の歴史 2 漢方の基本概念 3 臨床でよく使われる漢方薬 薬剤一覧 セルフチェック 解答 参考書 索引
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