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薬価の経済学
小黒 一正,
菅原 琢磨
著
発行年月 |
2018年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
14p,287p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784532134860 |
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商品コード |
1027937152 |
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NDC分類 |
364.4 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年08月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/09/22 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027937152 |
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著者紹介
小黒 一正(著者):法政大学比較経済研究所教授
京都大学理学部卒業、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。1997年大蔵省(現 財務省)入省後、財務総合政策研究所主任研究官、一橋大学経済研究所准教授などを経て、2015年より現職。
菅原 琢磨(著者):法政大学比較経済研究所教授。厚生労働省社会保障審議会医療保険部会委員、中医協保険医療専門審査員なども務める
学習院大学大学院経済学研究科後期博士課程修了(博士(経済学))。国際医療福祉大学准教授、国立保健医療科学院経営科学部サービス評価室長などを経て現職
内容
◆国民医療費40兆円の4分の1を占める薬剤費。薬の価格は2年に一度、診療報酬の改定のときに専門家たちの緻密な計算と交渉によって決められてきたが、新薬開発や類似薬の発売、特許期間の設定、ジェネリック薬などがあり、全体が非常に分かりにくい状況になっている。
ただ、日本の薬価制度は仕組みがクリアで、膨張する社会保障関係費を抑制するための改革・改善のが進めやすいのではないかと期待されている。高額ながん特効薬オプジーボが話題になったこともあり、薬価の決まり方は改革が検討されている。
◆一方で、医薬品産業はグローバル化で世界的な業界再編が進む。日本の医薬品企業は欧米の「後塵を拝している」のが現状である。医薬品の世界市場は2015年で約100兆円、今後5年は年率3-6%で成長することが見込まれる有望市場であり、帳尻合わせの薬価制度改革であってよいはずがない。また、iPSやゲノム等の新たな技術フロンティアを活用する医薬品市場において世界は激しい争奪戦を繰り広げているにもかかわらず、日本の医薬品企業がこの競争に完全に敗北することになれば、人工知能を活用したデータヘルス等の新産業や雇用創出を含め、その損失は計り知れないものとなろう。
◆本書は、研究者や医療関係者で、薬価制度の分析と改革に最前線で取り組んできた第一人者たちがタッグを組み、現在の仕組みに内在する問題点を分析、ビッグデータ活用などイノベーションも紹介し、あるべき将来像を提言する。
◆膨張する社会保障費に改めて注目が集まる中、注目の一冊。