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ダーウィン・エコノミー~自由、競争、公益~
ロバート・H.フランク
著
若林 茂樹
翻訳
発行年月 |
2018年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
322p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想 |
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ISBN |
9784532357696 |
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商品コード |
1027186296 |
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NDC分類 |
331.844 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年04月5週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/05/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027186296 |
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著者紹介
ロバート・H.フランク(著者):カリフォルニア大学よりPh.D.(経済学)取得。コーネル大学ジョンソンスクールH.J.ルイス記念経営学教授、および同校経済学教授。著書に「日常の疑問を経済学で考える」など。
内容
■昔のほうが、生活は豊かだった。社会の中間層には経済的活力があり、社会インフラはきちんとメンテナンスされていた。だが、その後何十年にもわたって経済成長率は大きく鈍り、中間層の時間当たり賃金は減少する一方で、CEOの賃金は10倍になった。富の格差は広がる一方だ。■「経済学の父」とされるアダム・スミスは、自由な市場はすべての人にとっての最善を生み出すと考えた。だが、現実世界を見回すとスミスの「見えざる手」が機能していないように思える。むしろ、ダーウィンが観察したように、個々の動物の利益と、種としての大きな利益は深刻に対立している。■このダーウィンの観察を、経済に応用したら、どんな世界が見えるだろうか。個人の利益と、社会全体の利益は、どうやってバランスさせればよいのだろうか。格差、教育、公共投資、貧困といった諸問題に対し、人気経済学者が解決策を提示する。