行動経済学の現在と未来
依田 高典, 岡田 克彦 著
著者紹介
内容
目次
第1部 行動経済学へのナッジ 第1章 金銭的インセンティブとナッジが健康増進に及ぼす効果 ーーフィールド実験によるエビデンス(依田高典・石原卓典) 第2章 医療現場の行動経済学 ーー意思決定のバイアスとナッジ(佐々木周作・大竹文雄) 第3章 行動変容のメカニズムと政策的含意(八木匡・瓜生原葉子) 第4章 マーケティングと行動経済学 ーー二重過程理論と文脈効果に関するレビューと購買履歴データ からの実証分析(星野崇宏・竹内真登) 第2部 行動経済学の広がりと奥行き 第5章 心理学と行動経済学 ーー古典的心理学と確率荷重関数の関係を中心に(竹村和久・村上始) 第6章 実験経済学方法論に関する最近の研究動向 ーー報酬支払法を中心とした考察(川越敏司) 第7章 結婚と幸福:サーベイ(筒井義郎) 第8章 セルフコントロールの行動経済学(池田新介) 第9章 AIと行動ファイナンス(岡田克彦・羽室行信) 第10章 行動ファイナンスと新規株式公開(髙橋秀徳) 第11章 グリット研究とマインドセット研究の行動経済学的な含意 ーー労働生産性向上の議論への新しい視点(川西諭・田村輝之) 第3部 行動経済学の開く未来 第12章 民族多様性と市場メカニズムに関する実験研究 ーーケニアにおける相対取引実験(下村研一・大和毅彦) 第13章 所得再分配選好の形成分析の展開と展望 ーー反グローバル化時代における格差と人々の意識(山村英司) 第14章 規範行動経済学と共同体(大垣昌夫・大竹文雄)
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