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納豆の食文化誌
横山 智
著
発行年月 |
2021年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
301p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784540181177 |
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商品コード |
1033272621 |
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NDC分類 |
383.82 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2021年08月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2021/08/14 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033272621 |
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著者紹介
横山 智(著者):1966年、北海道生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科 社会環境学専攻 教授。専門分野は、地理学。1992~94年まで青年海外協力隊員としてラオスで活動。筑波大学大学院博士課程地球科学研究科地理学・水文学専攻中退。熊本大学文学部助教授(准教授)等を経て、現職。
著書に『納豆の起源』(NHKブックス)。監修・編著に『科学 2019年9月号【特集】発酵食の世界』、『納豆の本』(全国納豆協同組合連合会 総監修、宮崎 祥子 編)など。
内容
納豆はご飯のおかず? 調味料? 味噌、醤油と並んで和食に欠かせない納豆は、アジア全域でもおなじみのソウルフード。でも各地の納豆を見れば、トウチや魚醤と同じく調味料としてや、チーズがない時期の代用品として使われたり、植物の葉や段ボール箱の中で自然発酵させたり……地域によって納豆の姿はさまざま。日本では、かつて「ハレ食」だったのが、現在は健康食として、伝統食材としても見直され始めています。
地域や時代につれて変遷をとげる「アジア・日本の納豆」の深い世界を、豊富な写真や図版とともに伝えます。
●はじめに~アジアに広がる納豆食文化
●第1章 植物で決まる納豆の味
●第2章 稲ワラ納豆の消滅
●第3章 ワラ文化と納豆
●第4章 アジアのおかず納豆
●第5章 日本の発酵大豆とご飯にかける納豆
●第6章 東北の調味料納豆
●第7章 アジアの調味料納豆
●第8章 ヒマラヤの調味料納豆
●第9章 カビで発酵させる納豆
●第10章 タイ・バンコクの納豆事情
●おわりに~納豆食文化の形成