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人新世(アントロポセン)の地球環境と農業
石坂匡身,
大串和紀,
中道宏
著
発行年月 |
2020年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
231p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/環境科学・工学/環境科学・工学 |
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ISBN |
9784540192128 |
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商品コード |
1031459659 |
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NDC分類 |
519 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2020年04月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031459659 |
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著者紹介
石坂匡身(著者):1939年生まれ。元環境事務次官、中央環境審議会委員など
大串和紀(著者):1950年生まれ。元九州農政局長、農村環境整備センター専務理事など
中道宏(著者):1939年生まれ。元農水省構造改善局次長、日本農業土木総合研究所理事長など
内容
1万1700年前からの地質時代区分「完新世」に1950年代からの「人新世」という新たな区分が必要と提唱されるほど、人間活動により激変する地球環境。その原因と結果を解説、立ち向かうため日本農業にできることは何かを明らかにする。「物質と生命の循環」の視角から、農業への環境支払い制度を確立し、持続的な農業農村をつくるためのビジョンを共有、地域で各種施策を総合化することが必要と説き、具体例として本来の畜産への回帰、木質バイオマスの健全な循環、気候変動に備えた水利システムの恒常的な見直しを提案。
初章 限界値を超えた地球環境問題
第1章 「人新世」の地球環境問題の本質―物質と生命がともに循環しなければ地球環境は維持されない
第2章 文明が持続するための働きかけ
第3章 私たちは地球環境問題に対応できるのか
第4章 環境倫理 どう考えていくべきか
第5章 地球環境問題の最大の課題は農業
第6章 健全で活発な農業生産を
第7章 農業から地球環境問題に展望を拓くいくつかの試み
終章 日本農業が先頭に立ち、地球環境問題に取り組もう