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形象の力~合理的言語の無力~(高山宏セレクション<異貌の人文学>)
エルネスト・グラッシ
著
原 研二
翻訳
発行年月 |
2016年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
397p,6p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784560083086 |
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商品コード |
1021967816 |
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NDC分類 |
113.3 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年10月5週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2016/11/13 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1021967816 |
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著者紹介
エルネスト・グラッシ(著者):1902〜91年。ミラノ生まれ。哲学者。ミラノ大学で哲学博士号を取得後、ドイツのフライブルク大学でフッサール、ハイデッガーに学ぶ。ミュンヘン大学教授。著書に「終わりなき旅」など。
内容
合理主義を超えて、フマニスムの発見 論証では到達できない認識がある。デカルトの近代合理主義に対して、反論証の系譜が古代弁論術から脈々としてあった。グラッシは19世紀近代文学、ポーの効果理論、ボードレールの倦怠理論、マラルメの芸術言語から説き起こし、古代ギリシアに遡ってソフィストの雄弁術やアポロンの巫女シビュラの託宣、予見者カッサンドラの悲劇を検証して、近代哲学から締め出された修辞学の復権を謳い、さらに現代の動物行動学等の成果も参照しながら、理性では世界が捉えられないと考える系譜としてフマニスムの伝統を呼び戻す。 〈真理〉のみを目指すデカルトを批判したヴィーコは〈真理のようなもの〉をそれに対置する。論証ではなく発見術。世界はメタファによってしか捉えられない。メタファによってこそ世界は再統合され、展開可能となる。ホッケ『迷宮としての世界』を世に送ったイタリアの哲学者・編集者による形象言語論、〈発見術〉原論にしてフマニスム復興宣言。 「博読凄愴なまでの20世紀人文学の一番コアな部分を、20世紀一杯を生き切り、出会った最高の知性たちを次々と叢書に編み切った稀代の編集者が説き来り、説き去るこの伝説の一書の驚愕目次案に読者、まずは戦慄せよ。人文学はこれから始まるのだ」(高山宏)