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寝るまえ5分のパスカル~「パンセ」入門~

アントワーヌ・コンパニョン  著

広田昌義  翻訳
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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2021年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 206p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/フランス・オランダ哲学
ISBN 9784560089101
商品コード 1033396180
NDC分類 135.25
基本件名 パンセ
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年10月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2021/11/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033396180

著者紹介

アントワーヌ・コンパニョン(著者):1950年ベルギー生まれ。フランス文学者。コレージュ・ド・フランスおよびコロンビア大学教授。著書に「近代芸術の五つのパラドックス」「文学をめぐる理論と常識」など。

内容

彼の言葉は、なぜこれほどまでに刺さるのか?

「心には心の言い分があるが、理性はそれらをまったく知らない」
「この無限の諸空間の永遠の沈黙が私を恐怖させる」
「人間は天使でも獣でもない。そして不幸にも、天使のふるまいをしようとすれば、獣のふるまいをすることになるのだ」

 優れた数学者、物理学者、また哲学者にして神学者でもあったブレーズ・パスカル(1623-1662)。彼は人間と信仰について思索を重ね、未完の断章を大量に残してわずか39歳でこの世を去った。のちに『パンセ』というタイトルでまとめられた主著は、「考える葦」「賭け」「クレオパトラの鼻」など、忘れがたい名句やイメージに溢れ、世界中で読み継がれて今日に至る。
 本書は、そんなフランス屈指の名文家パスカルの選りすぐりの断章(パンセ)を、フランス文学界最高の案内人が豊富かつ巧みに紹介しながら、その思想の真髄に迫る刺激的なエッセイ。好評を博した毎日5分の人気ラジオ番組が元となっている。本格派でありながら広く開かれたテクストが、最良の研究者・翻訳者を得て、いま日本の読者に届けられる。

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