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AI時代の感性~デジタル消費社会の「人類学」~

ダニエル・コーエン  著

林 昌宏  翻訳
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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2023年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 207p,20p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/社会組織・社会集団
ISBN 9784560093726
商品コード 1036405168
NDC分類 361.04
基本件名 社会学
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2023年10月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036405168

著者紹介

ダニエル・コーエン(著者):Daniel COHEN
1953年、チュニジア生まれ。フランスの経済学者・思想家。パリ高等師範学校経済学部長。2006年、トマ・ピケティとパリ経済学校(EEP)設立。国家債務を専門とし、ボリビア、ギリシア、エクアドルなどの政府アドバイザーとしても活躍。
『ル・モンド』論説委員。著書は多数あり、多くの言語に翻訳出版されている。邦訳書に、『迷走する資本主義』(新泉社)、『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』、『経済は、人類を幸せにできるのか?』(作品社)、『経済成長という呪い』(東洋経済新報社)、『ホモ・デジタリスの時代──AIと戦うための(革命の)哲学』(白水社)。
林 昌宏(翻訳):1965年、名古屋市生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部経済学科卒業。
主要訳書に、ダニエル・コーエン『ホモ・デジタリスの時代 AIと戦うための(革命の)哲学』(白水社)、『経済成長という呪い 欲望と進歩の人類史』(東洋経済新聞社)、ブリュノ・パティノ『スマホ・デトックスの時代 「金魚」をすくうデジタル文明論』、フランソワ・エラン『移民とともに 計画・討論・行動するための人口統計学』(白水社)、ジャック・アタリ『海の歴史』、『命の経済 パンデミック後、新しい世界が始まる』、『食の歴史 人類はこれまで何を食べてきたか』(プレジデント社)など。

内容

「AIは絵を描いたり音楽をつくったりできるが、自分の生成したものが美しいかどうかは判断できない。判断できるのは、感情を持つ人間だけだ。」(本書より)
ハイパー資本主義における、SNS依存社会で数値化される「個性」とは? 本書は、DXとともに「自己同一性」の揺らぎが認められる時代、デジタルには生成しえない「感情」の重要性を説く──より創造的に、対話するために。
デジタルトランスフォーメーションにともなう経済社会は、人類史上においてまさに前例のない暮らしであり、水平的かつ世俗的であろうとする社会だ。しかし、「現実の世界」は変調をきたしている。SNSでは、「ネットの向こうに生身の人間がいる」ことを忘れさせるまでに分断や憎悪が煽られる。では、どうすればいいのか。
フランスを代表する経済学者が、デジタル消費社会における人類の生き方をめぐり、クリアな視座を提供。専門の経済学はもちろん、脳科学、哲学、文学、人類学など人文学の最新研究も適宜ダイジェスト紹介しつつ、来たるべき「文明」を展望するベストセラー・エッセイ。

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