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アメリカの資本主義

ジョン・K.ガルブレイス  著

新川 健三郎  翻訳
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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2016年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 256p,2p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史
ISBN 9784560095119
商品コード 1021967819
NDC分類 332.53
基本件名 資本主義-アメリカ合衆国
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2016年10月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2016/09/25
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1021967819

著者紹介

ジョン・K.ガルブレイス(著者):1908〜2006年。カナダ生まれ。ハーヴァード大学等で教鞭を執る。ケネディ政権下で駐インド大使、また、アメリカ経済学会会長も務めた。著書に「不確実性の時代」「満足の文化」など。

内容

巨大かつ強力な市場支配にいかに対峙すべきか? 異端派経済学者として名高いジョン・ケネス・ガルブレイス。彼は既成の通念にとらわれることなく、まず現実を直視し、その現実の分析ないし理解に必要と考える場合、自ら新しい概念を創造した点にユニークさと魅力がある。 『ゆたかな社会』では「依存効果」、『新しい産業国家』では「テクノストラクチュア」の析出というように、彼の概念は正統派経済学の狭い理論枠組を超えて、時代を鮮やかに切り取っていった。異端たるゆえんである。 こうしたなかでも『アメリカの資本主義』で打ち出された「拮抗力」という概念はとりわけ有名である。 古典派の体系では「競争モデル」が大前提となっているが、現実の経済を見ると、巨大企業の「寡占」が際立つ。これでは弱者は保護されず、経済的効率は落ちてしまうはずだが、現実はそうなっていない。この事実を説明するために彼は「拮抗力」という概念を案出するのである。 巨大な製造業に対しては巨大な流通機構で対抗するチェーンストアないし生協、大企業に対しては労働組合というように強固な「市場支配力」は対抗する「拮抗力」を生み出し、自ずから調整されるという。初期の名著の復刊!

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