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オリュンポスの神々の歴史

バルバラ・グラツィオージ  著

西塔 由貴子  翻訳
西村 賀子  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \4,070(税込)         

発行年月 2017年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 287p,32p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/民話・伝説
ISBN 9784560095171
商品コード 1023846159
NDC分類 164.31
基本件名 神話-ギリシア・ローマ
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2017年04月1週
書評掲載誌 読売新聞 2017/05/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023846159

著者紹介

バルバラ・グラツィオージ(著者):イタリア出身。オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジで修士号、ケンブリッジ大学で博士号取得。イングランド北東部のダラム大学古典学教授および芸術・人文学高等研究所所長。

内容

崇拝対象から、想像力そして創造力の象徴へ 本書は古代ギリシアからルネサンス、そして20世紀まで、興味深いエピソードをまじえつつ、神々の数千年にわたる時間・空間の旅と変容の跡をたどる。 アルカイック期、デルポイの神託が「当たる」理由は、当時のギリシア世界の地形や人々の移動と関係があった。古典期アテナイでは、オリュンポスの神々は人間の自治能力をめぐる討議で主役を演じた。アレクサンドロス大王の征服の旅とともに、神々はときには人間のライバルとなり、また芸術の中で「年を取る」ようにもなる。ローマ人は自らの神々がありながら、ギリシアの神界を丸ごと移植するという、古代世界ではきわめて特異な選択をした。イスラーム支配下で神々は科学と結びつき、また地域の神々と混淆して、盗人の神から学者の守護者へと変貌したヘルメスのように、新しい性格をもつようになる。ルネサンス期には、オリュンポスの神々は人間性への新たな信念を伝える使節となる。そしてロマン派の時代、神々はまた新たな力をふるう―― キリスト教やイスラームのもとでも滅びることのなかった神々は、どこから来てどこへ行くのか。

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