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力の追求~ヨーロッパ史1815-1914~<上>(シリーズ近現代ヨーロッパ200年史)
リチャード・J.エヴァンズ
著
井出 匠,
大内 宏一,
小原 淳,
前川 陽祐,
南 祐三
翻訳
発行年月 |
2018年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
420p,1p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ヨーロッパ史 |
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ISBN |
9784560096307 |
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商品コード |
1027326115 |
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NDC分類 |
230.6 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2018年06月5週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2018/07/01、朝日新聞 2018/08/25 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027326115 |
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著者紹介
リチャード・J.エヴァンズ(著者):ケンブリッジ大学で近代史欽定講座担任教授を務めたドイツ近現代史家。2012年学術的功績を称えてナイトに叙される。著書に「歴史学の擁護」など。
内容
時代の香りを伝える細部を活写 本書の特徴として、第一に、ヨーロッパ中心史観に陥ることなく、世界規模での歴史の展開に目配りしており、ヨーロッパ史を「グローバル・ヒストリー」のなかで論じることに成功している。第二に、政治史中心の時系列的な叙述と、社会史、経済史、文化史の構造的な叙述がバランスよく並立されており、抑揚に富む近代史の経緯を多面的に理解できる。第三に、無名の人物を多数取り上げることで、19世紀の実像を多様な次元で提示しようとしている。女性や労働者層に関する叙述も充実し、20世紀に巨大なうねりとなるかれらの思想や運動が、19世紀にいかに生み出され、成長していったのかが明解に語られる。「下からの社会史」の歴史家エヴァンズの本領発揮であり、民衆やマイノリティに光を当てた分析は精彩に富む。 わが国では、19世紀ヨーロッパ史の本格的な紹介はしばらく途絶えていた。欧米では、近代の歴史的意味を問い直す研究は確実に厚みを増しており、その最先端を日本の読者に伝えたい。第2回・第3回配本。カラー口絵・地図多数収録。