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東ドイツ史~1945-1990~

ウルリヒ・メーラート  著

伊豆田 俊輔  翻訳
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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2019年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 221p,29p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/ドイツ・オーストリア・スイス史
ISBN 9784560097335
商品コード 1031028166
NDC分類 234.075
基本件名 ドイツ-歴史-東西分裂時代(1945〜1990)
本の性格 学生用/テキスト
新刊案内掲載月 2020年01月1週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/01/05、読売新聞 2020/01/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031028166

著者紹介

ウルリヒ・メーラート(著者):ドイツの現代史研究者。マンハイム大学で政治学を学ぶ。東ドイツのドイツ社会主義統一党の歴史、党内粛清の歴史、東ドイツ社会における大衆組織が専門。

内容

第一人者による通史の決定版!

 ドイツ民主共和国(東ドイツ)は、戦後40年以上、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)と二分された「分断国家」だった。ドイツ社会主義統一党(SED)が実質的に独裁し、東西冷戦の最前線に陣取り、市民は秘密警察に常に監視され、言論の自由も厳しく統制されていた。しかし80年代、ゴルバチョフが東欧の共産主義政権を維持する方針を放棄し、これを拒否したSEDに対し、市民による抗議運動が拡大する。そしてついに89年、ベルリンの壁が開放、翌年、再編された5つの州は西ドイツへ加盟し、消滅するに至った。
 本書は刊行以来、数多く改訂を重ね、「最もスタンダードな通史」として高く評価されている現代史だ。特長は、指導者や政党など政治的な動向を中心に、権力機構の誕生と崩壊という一本の筋道を設け、物語性がある点だ。この変遷をたどることで、一般読者や学生にも分かりやすい構成になっている。いわば政治史を中心に簡潔にまとめられた、新しい正統派の「入門書」と言えるだろう。著者はドイツ現代史研究者、マンハイム大学で東ドイツ研究の泰斗ヘルマン・ヴェーバーに師事、SEDの歴史と党内粛清、大衆組織が専門。図版多数・参考文献・人名索引収録。

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