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ハルマゲドン 人類と核<上>

ロドリク・ブレースウェート  著

平賀 秀明  翻訳
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価格 \4,400(税込)         

発行年月 2019年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 314p,36p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784560097373
商品コード 1031172273
NDC分類 319.8
基本件名 核兵器-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年02月2週
書評掲載誌 日本経済新聞 2020/04/04
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031172273

著者紹介

ロドリク・ブレースウェート(著者):1932年ロンドン生まれ。元外交官、現代史家。著書に「モスクワ攻防1941」「アフガン侵攻1979-89」など。

内容

「核ある世界」にどのように向きあうのか?

 広島・長崎から、冷戦、軍事、科学者、兵器開発、諜報、地政学、原発まで、「核」をめぐるあらゆる論点を、史料と最新研究を駆使して、英国の元外交官(モスクワ駐在大使)であり現代史家(『モスクワ攻防1941』『アフガン侵攻1979-89』)が、徹底検証する。
 歴史とリアルな外交の重みを知り尽くした、卓越した思索は、英米ソの3カ国がやがて英米ロへと移りゆく4分の3世紀を、時系列に沿ってたどる。この間、核兵器がどのように進化し、各国政府がそれぞれの時代に、この鬼子をどう扱い、どう認知し、「最終戦争(ハルマゲドン)」を回避してきたのかを、丹念に追っている。具体的には、核兵器開発から始まり、原爆投下、ケネディ対フルシチョフ、レーガン対ゴルバチョフの冷戦期を経て、21世紀の「今そこにある脅威」に至るまで、「終末時計」の針の動きに目を凝らす。
 米・ロ・イラン・北朝鮮の核をめぐる緊張が高まる現在、われわれは「核ある世界」にどのように向きあい、「核なき世界」(オバマ元米大統領)の実現に努めればよいのか? 唯一の被爆国、核の傘の下で「非核三原則」を掲げる日本が貢献すべきは何なのか? 「人類と核」の歴史から学ぶ意義は大きい。

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