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第七師団と戦争の時代~帝国日本の北の記憶~

渡辺 浩平  著

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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2021年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 339p,3p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784560098622
商品コード 1033492724
NDC分類 211
基本件名 北海道-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2021年09月3週
書評掲載誌 日本経済新聞 2021/10/09
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033492724

著者紹介

渡辺 浩平(著者):1958年生まれ。東京都立大学大学院修士課程修了。1986年から97年にかけて博報堂に勤務。この間、北京と上海に駐在。その後、愛知大学現代中国学部講師を経て、現在、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院教授。専門はメディア論。主な著書に『吉田満 戦艦大和学徒兵の五十六年』(白水社)、『中国ビジネスと情報のわな』(文春新書)、『変わる中国 変わるメディア』(講談社現代新書)他。

内容

「そこから旅順港は見えるか」

 大東亜共栄圏から東南アジア進出にいたるまで日本の対外認識を大きく形作ってきたのは、「南進」論であるといわれる。
 しかし、果たして、それは正しい理解なのだろうか? これが本書の問題関心である。
 帝国が産声を上げたとき、まず目を向けたのは国内反乱である。陸軍は「鎮台」を設置。そして国内秩序が安定してくると、鎮台は「師団」になる。
 その後、第七師団が札幌の月寒に創設された。この師団は鎮台からの繰り上げではない、全く新しい危機に対応したものであった。いうまでもなくロシア(ソ連)の脅威への対応である。
 第七師団は北辺の守りを司る「北鎮」師団として北の民の心の拠り所だった。日露戦争では旅順攻略戦や奉天会戦に参戦、シベリア出兵(尼港事件に遭遇)やノモンハン事件でも戦い、太平洋戦争時にはアリューシャン列島やアッツ島に派遣、敗戦直前には占守島や樺太でソ連の侵攻を食い止める役割を担った。
 ここには、戦後日本では封印された「北鎮」の思想がある。
 「最強」師団はいかに戦い、そして負けたのか? 「北鎮」という忘れられた北への眼差しを恢復する試み。

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