ホーム > 商品詳細
書評掲載
丸善のおすすめ度

破綻の戦略~私のアフガニスタン現代史~

髙橋 博史  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,090(税込)         

発行年月 2021年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 235p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/中東史
ISBN 9784560098769
商品コード 1033737194
NDC分類 227.1
基本件名 アフガニスタン-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2022年01月2週
書評掲載誌 読売新聞 2022/01/30
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033737194

著者紹介

髙橋 博史(著者):拓殖大学海外事情研究所客員教授。カーブル大学留学を経て、在パキスタン日本大使館勤務。外務省中近東第二課勤務後、国連アフガニスタン特別ミッション。在ウズベキスタン日本大使館。2000年~01年、国連タジキスタン和平構築事務所。2001年~02年、国連アフガニスタン支援ミッション。2005年~08年、在タジキスタン日本大使館臨時代理大使、アフガニスタン駐箚特命全権大使、外務省参与を経て現職。

内容

元大使が明かす、知られざるアフガン裏面史

 本書は、大学卒業後、ダリー語修得のためカーブル大学に留学して以降、一貫してアフガニスタンに関わり続けてきた元大使によるメモワール的なドキュメントである。現地にどっぷり浸かり、体験し、長年にわたって蓄積した知見をもとに書き下ろした。
 物語は、カーブル大学在学中の1978年に起きた軍事クーデターから始まる。直後のソ連軍による侵攻から、ムジャーヒディーン同士の内戦、ターリバーンとアル・カーイダの出現、9.11同時多発テロ事件を経てターリバーン政権崩壊へと続く一連の流れのなかで中心的に語られるのは、「アフガン人の生き方を守るため」の戦いに殉じた3人の人物―ターリバーンの創設者ムッラー・ウマル、北部同盟の司令官アフマッドシャー・マスード、義賊とも英雄とも評されるマジッド・カルカニー―だ。本人の肉声を聞き、関係者と議論を重ねた著者の視点や評価は、主要メディアから伝わる情報とはときに大きく異なる。
 ジャーナリストによるルポや研究者による分析とは一線を画す、異色のノンフィクション。
 宮家邦彦氏(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)推薦

目次

カート

カートに商品は入っていません。