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レジリエンス~こころの回復とはなにか~(文庫クセジュ 1009)
セルジュ・ティスロン
著
阿部 又一郎
翻訳
発行年月 |
2016年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
174p,7p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784560510094 |
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商品コード |
1023368306 |
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NDC分類 |
146.2 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年02月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2017/02/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023368306 |
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著者紹介
セルジュ・ティスロン(著者):1948年生まれ。精神科医、心理学博士、パリ第7大学ドニ・ディドロ校研究ディレクター、科学技術アカデミー会員。著書に「明るい部屋の謎」「恥」など。
内容
しなやかにはね返すレジリエントなこころとは 普段の生活に突然なにかが起こる。あなたは落ち込むこともあれば、自分の殻に閉じこもったり、病気になったりする。けれども再び立ち直ろうとしたり、坂道を上ってゆこうとする時はいずれやってくる。「レジリエンス」という理論が導入されるまでは、カタストロフが発生した後、どうにかして早く落ち着きを取り戻そうと努めなければならなかった。レジリエンス概念によって、カタストロフが発生する前よりも後の方がはるかに良くなれる、と考えられるようになった。 このように「レジリエンス」とは困難をのり越え、自らを構築し続ける能力を表わす。さまざまな領域で使われているため、その言葉がさし示すものも多様である。本書では、レジリエンス研究の歴史をふり返り、この言葉の定義や使用法をめぐる相違点について指摘する。臨床的な観点からみたレジリエンスとは。