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イタリアのテリトーリオ戦略~甦る都市と農村の交流~(法政大学イノベーション・マネジメント研究センター叢書 23)
木村 純子,
陣内 秀信
編
発行年月 |
2022年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,362p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/農業・食糧 |
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ISBN |
9784561662419 |
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商品コード |
1034288133 |
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NDC分類 |
611.1537 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2022年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034288133 |
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内容
イタリアでは70年代に入ってから、経済性偏重の都市政策の結果、都市の過密と農村の過疎が顕著となった。それをきっかけに、歴史、文化、環境、住民意識等の非経済的な価値を重視する地域政策への転換へと舵を切ることになる。その鍵となったのが、テリトーリオ概念である。これは、地域の文化、歴史、環境、その土地の農産物の価値を高め、都市と農村の新しい結びつきを生む社会システム概念である。そしてそこには、地域住民が主体的に活動するロジックが含まれている。
本書では、イタリアにおける、テリトーリオを起点とした、経済的価値と非経済的価値とのバランスのとれた社会へのパラダイムシフトのプロセスを、都市・建築・地域政策、経営学、観光、料理・ワイン等を専門とする日本とイタリアの研究者・実務家たちが、多面的に描き出す。彼らは既成の体系に囚われることなくそれぞれの切り口で、しかし歴史という視点には重きを置きながら議論を展開していく。
イタリアと日本は、「石の文化」と「木の文化」の違いという点で、対極にあるとよく言われる。しかし近代化のあり方、豊かな自然と長い伝統を有することなど、共通点も多く指摘されている。経済効率性重視の地域活性化策の行き詰まりに悩む日本への示唆に富んだ、学際的研究による新しい文明論。