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日本人のための台湾学入門(平凡社新書 1083)
康 凱爾
著
発行年月 |
2025年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
231p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784582860832 |
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商品コード |
1040385090 |
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NDC分類 |
302.224 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年07月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040385090 |
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著者紹介
康 凱爾(著者):日本名:出田康一郎。台湾研究者。専門は台湾文化論。1981年東京都生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。2011年から台湾在住。東京の教育系ベンチャーにリモートで参画し、プログラマとしてソフトウェア開発に従事する傍ら、日常生活を通して台湾について考えている。現在、國立臺灣師範大學臺灣語文學系碩士班に在籍中。
内容
【概要】
近年、「アジアの優等生」として語られがちな台湾。だが、本当にそれだけが台湾の姿なのだろうか。「台湾」についての語りと記憶の交差点から見えてきたのは、これまで見過ごされてきた多層的な台湾の現在地だった。そしてさまざまな記憶を共有する存在として、日本人はいま「家族」=台湾を知る必要がある──。知っているようで知らない「隣人」の姿を現地在住14年の日本人研究者が描き出す!
日本の統治以前の台湾では、現在のように台湾という「まとまり」が意識されていたわけではなく、住んでいる人々はみなバラバラでした。帝国主義の時代に近代的なまなざしを向けることによって、台湾にその「まとまり」を生み出したのは日本人です。ですから、台湾人が台湾という「まとまり」を考えるとき、すなわち「台湾らしさ」を考えようとするとき、どうしても日本を意識せざるを得ないのです。
ところが、台湾人にとっては日本とはそのような(良くも悪くも)特別な記憶であるにもかかわらず、私たち日本人は、今日では多くの人々がそのことを忘れてしまっています。現代の台湾人が中国語を話すというだけで、あたかも台湾がはるか昔からずっと中国の一画だったかのようで、どこかまったく別の文化と価値観を持つ国のように感じている人もすくなくありません。台湾が中国語を話す国になったのは、太平洋戦争が終結してからだったにもかかわらずです。──「はじめに」より
【目次】
はじめに
第一章 台湾へのまなざし
第二章 台湾のはじまり
第三章 その言葉はだれのものか──言語をめぐるカルチュラル・ポリティクス
第四章 「台湾らしさ」とはなにか──抵抗の諸相
第五章 「台湾らしさ」とはなにか──包摂の諸相
終章 「家族」としての台湾
あとがき