メディアのなかの仏教~近現代の仏教的人間像~
森 覚 著
内容
目次
巻頭言 森覚 序 論 創りかえられる仏教的人間像―宗教表象の創出と再生産 森覚 第一章 仏教絵本『こどものくに別冊 おしゃかさま』にみるブッダのイメージ 森覚 第二章 新聞小説と親鸞―石丸梧平の人間親鸞像 大澤絢子 第三章 高橋五山と仏教紙芝居―勢至丸様を中心に 髙橋洋子 第四章 近現代ドイツにおけるブッダのイメージ―ヘルマン・ベック、フリードリヒ・ハイラー、カール・ヤスパース 嶋田毅寛 第五章 明治期の文学における仏教的表象の萌芽―露伴作品を視座として 渡辺賢治 第六章 変容する妙好人像 渡辺隆明 第七章 「風景」から「即身」へ―「空海」を、今、体感す 猪股清郎 第八章 一九六〇年代の大衆文化に見る非合理への欲望―「飢餓海峡」「恐山の女」の中の〈恐山〉と〈イタコ〉 大道晴香 第九章 現代消費社会における「ブッダ」像―手塚治虫『ブッダ』から中村光『聖☆おにいさん』への転生 今井秀和 あとがき―仏教文化におけるメディア研究会の活動をふりかえる 森覚 初出一覧 執筆者一覧
カート
カートに商品は入っていません。