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「慰安婦」問題の言説空間~日本人「慰安婦」の不可視化と現前~
木下 直子
著
発行年月 |
2017年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
2p,287p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会問題・社会運動 |
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ISBN |
9784585230557 |
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商品コード |
1024216669 |
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NDC分類 |
368.4 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年04月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024216669 |
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著者紹介
木下 直子(著者):九州大学大学院比較社会文化学府単位修得退学。博士。日本学術振興会特別研究員PD(大阪大学)。特定非営利活動法人社会理論・動態研究所研究員。
内容
〈従軍慰安婦問題〉が1990年頃に日韓の政治的な問題として表面化した一方で、日本人「慰安婦」は「加害国の被害者」という立場ゆえこれまで可視化されていなかった。雑誌や新聞記事などのメディア表象や運動資料を分析し、「慰安婦」を語る言説が、「被害者」「加害者」像を形成し、忘却を伴いつつも、「慰安婦」問題をいかに構築していったのか、その過程を明らかにする。さらに、城田すず子ら当事者たちの残した手記を手がかりに、暴力的な出来事を経て、彼女らがどのような戦後を生きてきたのかを浮かび上がらせる。