浸透する教養~江戸の出版文化という回路~
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内容
目次
1 教養を図像化する(古歌の図像化と画賛-藤原定家詠「駒とめて」歌を中心に 立圃の俳画-教養を楽しむということ 古典文学と浮世絵-国芳「百人一首之内」シリーズを例に 教養の桃源郷-見立絵本『風流准仙人』 絵入り百科事典の工夫-『訓蒙図彙』と『和漢三才図会』 『江戸名所図会』にみる"教養"の伝達) 2 教養をリストアップする(謡講釈の世界-近世謡曲享受の一側面 林羅山『巵言抄』遡源-一体、何が「浸透」したのか 俳諧の歳時記-四季の風物と暮らしの教養の集大成 啓蒙的医学書 『伽婢子』の仏教説話的世界-教養としての儒仏思想の浸透 日用と教養-「年代記」考 近世節用集における教養と浸透-頭書と付録を中心に) 3 教養を解説する(教養と秘伝と-有賀長伯の歌学書出版をめぐって 万葉歌を解説する-賀茂真淵『万葉新採百首解』をめぐって 教養の翻訳と伝達-漢文訓読の変遷と道春点 『日本外史』の体裁と「源氏論賛」-歴史の図式的把握と解説 教養と娯楽化する-『五節供稚童講訳』の挑戦)
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