日本文学の空間と時間~風土からのアプローチ~
内容
目次
古代-畿内とその周辺・東国の文学(手向けと歌枕-神の御坂と園原・帚木 平安宮廷歌謡と風土-『催馬楽』「竹河」の仕組み 斎王と文学-嵯峨野の野宮を起点として 明石の回帰性 「信太の森」考-「楠の木」と「葛の葉」の交錯をめぐって) 中世・近世-地方文化の発展(川と中世文学-世阿弥の能「桜川」の世界へ 大空玄虎と一休宗純-伊勢における一休説話の享受と変容 武蔵野 歌枕の江戸的獲得 大須の芸能と文学) 近現代-都会と地方のつながり(水につながるふるさと-藤村文芸の源泉 与謝野晶子の短編童話における東京の街-明治四十年代を中心に 円地文子と「葵の上」-異同から考える 秋田に行く今西栄太郎-『砂の器』における取材)
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