丸善のおすすめ度
平川祐弘決定版著作集<第11巻> 破られた友情 ハーンとチェンバレンの日本理解
平川 祐弘
著
発行年月 |
2017年05月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
388p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/総記/総記/書誌・出版 |
---|
|
|
ISBN |
9784585294115 |
---|
|
商品コード |
1024749022 |
---|
NDC分類 |
081.6 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年07月3週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024749022 |
---|
著者紹介
平川 祐弘(著者):1931年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。同大学名誉教授。比較文化史家。「西洋人の神道観」で蓮如賞、「アーサー・ウェイリー」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
内容
日本研究の先輩、後輩として互いに認めあい、敬しあった二人だったが、ハーンの死後、チェンバレンのハーン評価は突如大きく変わった。日本理解とは西洋人をまきこむ精神のドラマである。平川祐弘は堂々と挑発する。ライシャワー博士退休記念シンポジウムに招かれた1988年、並み居る博士以下の米国日本研究者を前にしてWho Was the Great Japan Interpreter, Chamberlain or Hearn?という講演をした。英語世界で日本解釈者として誰が偉大か、というデリケートな問題をあえてとりあげたのである。―では本書を読んで日本の皆さまはハーンとチェンバレンのいずれを良しとするか。日本理解とは西洋人学者をもまきこんだ精神のドラマだが、この種の人間関係を読み解くことで、世界の中の日本の位置が初めて見えてくるのではあるまいか。