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宗教遺産テクスト学の創成

木俣元一, 近本謙介  編
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価格 \16,500(税込)         

発行年月 2022年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 13p,698p
大きさ 27cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/宗教哲学・宗教社会学
ISBN 9784585310082
商品コード 1034424586
NDC分類 162
基本件名 宗教-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年05月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034424586

著者紹介

木俣元一(編者):木俣元一(きまた・もとかず)
1957年生まれ。名古屋大学人文学研究科教授。専門は西洋中世美術史。
著書に『シャルトル大聖堂のステンドグラス』(中央公論美術出版、2003年)、『ゴシックの視覚宇宙』(名古屋大学出版会、2013年)、『ゴシック新論 排除されたものの考古学』(名古屋大学出版会、2020年)などがある。
近本謙介(編者):近本謙介(ちかもと・けんすけ)
1964年生まれ。名古屋大学人文学研究科教授。専門は中世宗教文芸。
著書に『春日権現験記絵注解』(神戸説話研究会編、和泉書院、2005年・2014年改訂重版)、『天野山金剛寺善本叢刊』第一期・第二巻「因縁・教化」(共編著、勉誠出版、2017年)、『玄奘三蔵―新たなる玄奘像をもとめて』(共編著、勉誠出版、2021年)、『ことば・ほとけ・図像の交響―法会・儀礼とアーカイヴ』(編著、勉誠出版、2022年)などがある。

内容

「祈り」という人類の普遍的・根源的営みのなかで構築された宗教は、それを信仰し担う人々により、多種多様な形をもって大切に守られ、伝えられてきた。また、一方で、人間と宇宙の根源的な在り方を規定する拠り所であるが故に、世界認識における解釈の対立を生じ、時には宗教間の軋轢や破壊を呼び起こすきっかけともなった。
「宗教遺産テクスト学」とは、人類によるあらゆる宗教所産を、多様な「記号」によって織りなされた「テクスト」とみなすことで、その構造と機能を統合的に解明し、人類知として再定義することを目的とし、「コト」と「モノ」を一体化する新たな学術領域である。
宗教遺産を人類的な営みとして横断的かつ俯瞰的に捉え、ひと・モノ・知の往来により生成・伝播・交流・集積を繰り返すその動態を、精緻なアーカイヴ化により知のプラットフォームを構築することで、多様性と多声性のなかに位置づける。
文理を超えた三篇七章、四十の論考により示される、人類の過去・現在・未来をつなぐ新視点。

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