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列伝体 妖怪学前史

伊藤慎吾, 氷厘亭氷泉  編
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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2021年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 18p,322p,18p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/民話・伝説
ISBN 9784585320104
商品コード 1033865077
NDC分類 388.1
基本件名 妖怪
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年12月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2022/08/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033865077

著者紹介

伊藤慎吾(編者):伊藤慎吾(いとう・しんご)
埼玉県生まれ。日本文学研究者。國學院大學栃木短期大学・准教授。
お伽草子や擬人化、南方熊楠の研究を主に行っている。その関係で妖怪の領域にも片足を突っ込んでいる。本書執筆陣の影響で、少年時代、佐藤有文『日本妖怪図鑑』や水木しげる『妖怪なんでも入門』を読んでいた記憶を呼び起こし、本書を企画。愛読書は鳥山石燕『画図百鬼夜行』。縁あって栃木に通うことになったので、最近は九尾の狐に取り憑かれている。
主な著書に『南方熊楠と日本文学』(勉誠出版)、『中世物語資料と近世社会』(三弥井書店)、『擬人化と異類合戦の文芸史』(同)、『「もしも」の図鑑 ドラゴンの飼い方』(実業之日本社)、編著・共著に『お伽草子超入門』(勉誠出版)、『怪人熊楠、妖怪を語る』(三弥井書店)、『〈生ける屍〉の表象文化史』(青土社)など。異類の会主宰。
氷厘亭氷泉(編者):氷厘亭氷泉(こおりんてい・ひょーせん)
千葉県生まれ。イラストレーター。幕末から明治にかけての錦絵・絵草紙・戯文がおもな研究領域。妖怪に関する活動は、『和漢百魅缶』や『妖界東西新聞』にて日刊で作品公開をしているほか、画像妖怪についての研究周知をイベントなどを通じ行っている。2007年、角川書店『怪』大賞受賞。2012年からはウェブサイト『妖怪仝友会』にて伝承・画像・佃承各要素の妖怪をあつかう鬼質学誌『大佐用』を月2回(13・29日)公開中。
著書に『日本怪異妖怪事典』関東(笠間書院)、共同執筆論文に「マンボウ類の古文献の再調査から見付かった江戸時代におけるヤリマンボウの日本最古記録」(共同執筆・澤井悦郎)がある。新・妖怪党、妖怪仝友会、山田の歴史を語る会同人。VTuber「蠱毒大佐」のキャラクターデザイナーでもある。

内容

「妖怪は〈アカデミック〉ではない」と言われた時代―。
そんな時代にも妖怪に魅了され、情熱をもって研究をしていた者たちがいた。
現代の妖怪学に影響を与えた23人が刻んだ点と線を、250点超の貴重図版とともに紹介。
戦前・戦後(前)・戦後(後)それぞれの時代の通史、重要な刊行物・用語・動向について解説した〈妖怪学名彙〉、充実のコラム、1870~1996年までの妖怪学の流れをまとめた「妖怪学参考年表」などを付す。
本邦初! 妖怪学〈以前〉の流れを捉えた一冊!


◉京極夏彦氏、推薦!◉==========================
「妖怪」の時代を創った先駆者たちを
「妖怪」の次代を担う猛者たちが語る。
そして「妖怪」は生き永らえる。
          ―――お化け友の会代表代行・京極夏彦
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【本書の特色】
・研究者のみならず、漫画家、妖怪同人誌主宰、前衛妖怪研究家などバラエティ豊かな執筆陣。
・広く妖怪に関心のある人から、近代日本のポップカルチャーの歴史に関心のある人にも幅広く興味を持ってもらえる。
・前史を戦前・戦後(前)・戦後(後)の3期に分け、それぞれの通史も付し、妖怪学の時代背景も併せて追うことができる。
・〈妖怪学名彙〉として、「化物会」『芳賀郡土俗研究』など重要な術語や刊行物、動向について解説を付し、より幅広い知識を提供する。

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