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日本と東アジアの<環境文学>

小峯和明  編
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価格 \16,500(税込)         

発行年月 2023年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 12p,538p
大きさ 27cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784585390183
商品コード 1036368993
NDC分類 910.2
基本件名 日本文学-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2023年08月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036368993

著者紹介

小峯和明(編者):小峯和明(こみね・かずあき)
立教大学名誉教授、中国人民大学・高端外国専家。専門は日本古典文学、東アジアの比較説話。主な著書に『中世日本の予言書―〈未来記〉を読む』(岩波新書、2007年)、『中世法会文芸論』(笠間書院、2009年)、『〈予言文学〉の世界―過去と未来を繋ぐ言説』(編著、アジア遊学159、勉誠出版、2012年)、『東アジアの仏伝文学』(編著、勉誠出版、2017年)などがある。

内容

自然環境と人間社会及び文化との関わりをとらえた文学全般を指す〈環境文学〉。
日本・中国・韓国・ベトナムなどの「漢字文化圏」において、文学は「環境」をどう捉えてきたのか。
文献資料のみならず、音声、身体、芸能、絵画や造型の諸資料も対象にし、
とりわけ四季の形象や隠喩表現をはじめ、食文化の食材や料理、動植物の生態やキャラクター化等々、
絵巻や画巻、本草図譜、屏風絵、掛幅絵等の絵画表象、あわせて口頭伝承や身体芸、フィールドワークをも含んだ、
広範にわたる相互の比較検証を行う。
日本と東アジアの〈環境文学〉の問題群を総合的・体系的にとらえ、自然と人間の二項対比でなく、
「二次的自然」の人工的自然をも対象に、前近代から近代への架橋をも意識しつつ、
カノン化された所謂「文学作品」主体の既存の文学史や文化史を書き換え、再編成する。

多彩な領域と様々な方法論から成り立つ四十一の論考により、環境と人間の営みとの関係を問い直す

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