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ウィーン五月の夜<948>(叢書 ウニベルシタス)  298p 2010

レオ・ペルッツ  著

小泉 淳二, 田代 尚弘  翻訳
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価格 \4,180(税込)         

発行年月 2010年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 298p
ジャンル 和書/人文科学/文学/概論・参考図書
ISBN 9784588009488
商品コード 0110105655
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2011年01月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110105655

著者紹介

レオ・ペルッツ(著者):1882年ブラハのユダヤ人家系に生まれる.1882年から99年までプラハで過ごす.99年に家族でウィーンヘ移住,文学活動を行う.1916年従軍で負傷.作品『第三の魔弾』(1915),『九時から九時の間』(1918),『ボリバル侯爵』(1920),『最後の審判の巨匠』(1923)等で文学的地位を築く.ヒトラー・ドイツによる1938年のオーストリア併合後,家族とウィーンを離れ,テル・アヴィヴに移住.第二次大戦後はテル・アヴィヴとオーストリアを往還し,1953年に『夜,石橋の下で』を発表.『レオナルドのユダ』が長編の遺稿となり,1959年に公刊された.1996年『ウィーン五月の夜』(本書)刊行.多数の著書がヨーロッパで翻訳出版され,近年再評価がなされている.代表的な長編の近年の邦訳には,前川道介訳『第三の魔弾』(国書刊行会,1986),鈴木芳子訳『レオナルドのユダ』(エデションq,2001),垂水創一郎訳『最後の審判の巨匠』(晶文社,2005)等がある.
小泉 淳二(翻訳):1957年生まれ.中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(独文学専攻).茨城大学人文学部教授.著書に『オーストリア文学小百科』(共著,水声社),『ウィーン その知られざる諸相──もうひとつのオーストリア』(共著,中央大学出版部)等.
田代 尚弘(翻訳):1947年生まれ.広島大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(ドイツ教育思想専攻).茨城大学教育学部教授.訳書にE.マン『ナチズム下の子どもたち』(法政大学出版局)等.

内容

ナチによるオーストリア併合後のウィーンでの出来事と雰囲気を活写した表題作をはじめ、1906~39年の間に書かれた短編小説・紀行・文芸評論を集め、20世紀オーストリア文学の旗手・ペルッツの多彩な創作活動の全貌を余すところなく伝えるアンソロジー。未刊・未発表作を含むこれらの作品群は、戦争に明け暮れた20世紀前半の生々しい証言であるとともに、西欧近代文化史の貴重な記録でもある。〔文学・文化史〕

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