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技術の道徳化~事物の道徳性を理解し設計する~(叢書・ウニベルシタス 1033)

ピーター=ポール・フェルベーク  著

鈴木 俊洋  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,520(税込)         

発行年月 2015年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 10p,288p,20p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/科学社会学・科学技術史・科学哲学 /科学社会学・科学技術史・科学哲学:概論
ISBN 9784588010330
商品コード 1018864798
NDC分類 118
基本件名 技術哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2015年11月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1018864798

著者紹介

ピーター=ポール・フェルベーク(著者):(Peter-Paul Verbeek)
1970年、オランダ生まれ。現在、オランダのトゥエンテ大学(The University of Twente)哲学科の教授。The Society for Philosophy and Technology(SPT)の会長(President)。主な研究領域は、技術哲学、特に技術と人間の関係についての研究であり、「ポスト現象学」と言われる現象学的系譜の技術哲学における現代の代表的な哲学者の一人である。英語で書かれた主な業績は、単著として、What Things Do — Philosophical Reflections on Technology, Agency, and Design (Pennsylvania State Univ. Press, 2005)、共編著として、Kroes, P. and P. P. Verbeek, eds., The Moral Status of Technical Artefacts (Springer, 2014)、Verbeek, P. P. and A. Slob, eds., Us…
鈴木 俊洋(翻訳):1968年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)。現在、上智大学理工学部ほか非常勤講師。
主な著作・論文に、『数学の現象学――数学的直観を扱うために生まれたフッサール現象学』(法政大学出版局、2013)、『岩波講座 哲学05 心/脳の哲学』(岩波書店、2008、共著)、「専門知と専門職倫理――技術者倫理の事例『チャレンジャー号事件』に即して」(『芝浦工業大学研究報告 人文系編』vol. 42-2、2008)、「技術から生まれた数学――数学的対象発生の歴史的研究と現象学的分析」(日本哲学会『哲學』58号、2007)など。訳書に、クリスティアン・ヘッセ『数学者クリスティアン・ヘッセと行くマジカルMathツアー』(東京図書、2014)。

内容

技術が我々に迫っている倫理的挑戦とは、適切な仕方で技術発展に同行することである。倫理を技術に対峙させることをやめて、我々は、技術との相互作用のなかで自分達の生を形成していくための語彙や実践を作り出さねばならない。倫理においては、人間と技術の双方が本質的な役割を果たしている。技術の使用者である人間の道徳から、人間と機械の相互作用の中にある道徳へ。フーコー、ラトゥール、スローターダイクなどを駆使して、ポスト現象学の立場から、技術倫理と科学技術社会論(STS)を刷新する新しい《技術哲学》の誕生。

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