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ドレフュス事件~真実と伝説~(叢書・ウニベルシタス 1129)
アラン・パジェス
著
吉田 典子,
高橋 愛
翻訳
発行年月 |
2021年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,251p,23p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/フランス史 |
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ISBN |
9784588011290 |
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商品コード |
1033272728 |
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NDC分類 |
235.068 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2021年07月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2021/08/07 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033272728 |
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著者紹介
アラン・パジェス(著者):(Alain Pagès) 1950年生まれ。パリ第3大学名誉教授。ゾラ研究を牽引する世界的な研究者のひとりであり、特にゾラとドレフュス事件に関する研究で知られる。ゾラと自然主義文学に関する学術雑誌『カイエ・ナチュラリスト』(エミール・ゾラ友の会発行)の編集長を務める。ゾラとドレフュス事件に関する著作に、『エミール・ゾラ、ドレフュス事件における知識人』(Séguier, 1991)、『エミール・ゾラ 「私は告発する」からパンテオンまで』(Éd. Lucien Souny, 2008)、『ドレフュス事件における1日。「私は告発する」1898年1月13日』(Perrin, « Tempus », 2011)などがある。また、ゾラの『書簡集』(Garnier-Flammarion, 2012)のアンソロジーを出版しているほか、小説家の曾孫にあたるブリジット・エミール゠ゾラとの共編で、『ジャンヌ・ロズロへの手紙(1892–1902年)』(Gallimard, 2004)、『アレクサンドリーヌへの手紙(1876–1901年)』(Gallimard, 2014)を上梓し、後者は201…
吉田 典子(翻訳):京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。D.E.A.(パリ第4大学)。文学博士(京都大学)。神戸大学大学院国際文化学研究科教授を経て、現在、神戸大学名誉教授。専門は19世紀フランスの文学と美術、および社会文化史。主な論文に「マネと〈自然主義〉―ゾラの美術批評・小説から見るフランス近代絵画」(永井隆則編『探求と方法』所収、晃洋書房、2014年)、「商業と美術――ショーウインドー絵画とゾラ、カイユボット」(喜多崎親編『パリⅠ――19世紀の首都』所収、竹林舎、2014年)など、主な訳書に、『セザンヌ゠ゾラ往復書簡 1858–1887』(高橋愛と共訳、法政大学出版局、2019年)、ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店――デパートの誕生』(藤原書店、2004年)、アラス『モナリザの秘密――絵画をめぐる25章』(白水社、2007年)など。
高橋 愛(翻訳):大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。D.E.A.(ストラスブール第2大学)。文学博士(大阪大学)。現在、法政大学社会学部准教授。専門は19世紀フランス文学。主な論文に「ゾラにおけるモニュメントを見る眼」(『CORRESPONDANCES コレスポンダンス――北村卓教授・岩根久教授・和田章男教授退職記念論文集』所収、朝日出版社、2020年)など、共著に『フランス文学小事典 増補版』(朝日出版社、2020年)など。
内容
文書改竄、証拠捏造で、国家が真実を隠蔽し、冤罪を作り出す。「世論を真っ向から分断するような論争があるとき、人々が考えるのはドレフュス事件である」。「国家の重大事件とは、ある過ちが犯されて起こるのではない。関係する権力者がその過ちの存在を否定し、あらゆる手段を使って、その存在をもみ消そうとするときに起こる」と著者は言う。ジャーナリズム、知識人、作家、軍人、政治家が果たした役割から、人種差別の問題、文学や映画まで多角的に検証し、現在もなお参照すべき先例として時事問題に応じて絶えず立ち現れる《事件》の全貌を明らかにする。