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皮膚~文学史・身体イメージ・境界のディスクール~

クラウディア・ベンティーン  著

田邊 玲子  翻訳
 絶版
       
価格 \5,280(税込)         

発行年月 2014年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 11p,422p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784588352294
商品コード 1015258142
NDC分類 904
基本件名 文学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2014年06月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2014/07/13
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1015258142

著者紹介

クラウディア・ベンティーン(著者):(Claudia Benthien)
1965年生まれ。ドイツおよびアメリカで心理学、ドイツ文学、アメリカ研究、美術史、文化研究等を学び、1998年にベルリンのフンボルト大学で博士号を取得。その博士論文で「ヨアヒム・ティブリウス賞最優秀賞」を受賞。その後、2004年に大学教授資格を取得し、2005年よりハンブルク大学のドイツ文学(重点領域ジェンダー論、文化理論)の教授に就任、またアメリカで客員教授をつとめ、イギリス、フランスに研究滞在するなど、活動の場は国際的である。17世紀から21世紀のドイツ文学を中心に、アメリカ文学、西欧文学、現代演劇と現代アート、美術などを関心領域におさめ、学際的視座から精力的に研究を進めている。
著書は多数あるが、単著に、Barockes Schweigen. Rhetorik und Performativitat des Sprachlosen im 17. Jahrhundert(München: Fink, 2006), Tribunal der Blicke. Kulturtheorien von Scham und Sch…
田邊 玲子(翻訳):1955年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ語ドイツ文学専攻)中途退学、ミュンヒェン大学、フランクフルト大学に留学。名古屋大学総合言語センター助教授を経て、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は、ドイツ文学、ジェンダー論。
著書にSchöne Körper. Zur Erotik des Blicks in der deutschen Literatur Mitte des 18. Jahrhunderts. (Königstein/Taunus: Ulrike Helmer Verlag, 2003), 論文に「一八世紀ドイツにおける美・欲望・ジェンダーをめぐる言説」(姫岡とし子・川越修編『ドイツ近現代ジェンダー史入門』青木書店、2009年所収)、翻訳にレッシング作『エミーリア・ガロッティ/ミス・サラ・サンプソン』(岩波文庫、2006年)などがある。

内容

皮膚(身体)が文化的構築物であるという観点は、フーコー以来の共通理解となっている。本書はそれを立脚点に、言語、歴史、ジェンダー論、言説分析、精神分析などさまざまな分野と方法論を縦横無尽に動員し、聖書、慣用句、文学作品、芸術論、科学の理論といった言語資料、解剖学図版・模型、絵画や現代アートなどの図像的なものを駆使して、17世紀から現代にいたる皮膚観のパノラマを展開する。

目次

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