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お母さんは忙しくなるばかり~家事労働とテクノロジーの社会史~

ルース・シュウォーツ・コーワン  著

高橋 雄造  翻訳
 絶版
       
価格 \4,180(税込)         

発行年月 2010年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 246p,56p 図版16p
大きさ 20
ジャンル 和書/人文科学/歴史学
ISBN 9784588364143
商品コード 0110092172
NDC分類 590.253
基本件名 家政-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2010年11月3週
書評掲載誌 朝日新聞 2014/09/21、毎日新聞 2017/04/16
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110092172

著者紹介

ルース・シュウォーツ・コーワン(著者):ニューヨーク州立大学教授を経て,現在,ペンシルベニア大学教授.専門は科学技術の社会史.1992-94年には米国技術史学会(Society for the History of Technology/SHOT)の会長を務めた.本書のほか,Our Parents’ Lives: The Americanization of Eastern European Jews(『東欧からのユダヤ系移民の生活と米国民化』Basic Books, 1989. 夫君Neil M. Cowanと共著),A Social History of American Technology(『米国技術の社会史』Oxford University Press, 1997),Heredity and Hope: The Case for Genetic Screening(『遺伝と希望──遺伝子スクリーニングと優生学の比較』Harvard University Press, 2008)の著書がある.
高橋 雄造(翻訳):東京に生まれる.東京大学工学部電子工学科卒業.同大学大学院博士課程修了.工学博士.中央大学勤務を経て,2008年3月まで東京農工大学教授.日本科学技術史学会会長.1975-77年,西ドイツ(当時)アレクサンダー・フォン・フンボルト財団給費研究員としてミュンヘン工科大学に留学.1991-92年,米国ワシントンDCのスミソニアン国立アメリカ歴史博物館に留学.1996年に博物館学芸員資格を取得.専門は高電圧工学,技術史,博物館学.
著書に,『博物館の歴史』(法政大学出版局,2008年.2010年度全日本博物館学会賞受賞),『ミュンヘン科学博物館』(編著,講談社,1978年),『てれこむノ夜明け──黎明期の本邦電気通信史』(共編著,電気通信調査会,1994年),『ノーベル賞の百年──創造性の素顔』(共同監修,ユニバーサル・アカデミー・プレス,2002年),『岩垂家・喜田村家文書』(監修,創栄出版,2004年),『百万人の電気技術史』(工業調査会,2006年),『静電気がわかる本』(工業調査会,2007年),その他がある.

内容

19世紀以来の工業化、20世紀の家庭電化による家事労働の再編は、主婦の仕事を本当に楽にしたのだろうか? かつては夫や子どもたち、さらには使用人も含めて分担していた家事労働が、テクノロジーの進化とともに主婦に集約されてゆくアイロニカルな過程、今日まで強固に存在する「男女別領域」の教義が確立される過程を、社会史・技術史の視点から描いた家事労働論の基本文献。柏木博氏推薦。〔社会史・技術史〕

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