丸善のおすすめ度
征服の父メフメト二世記
トゥルスン・ベグ
著
濱田 正美
翻訳
発行年月 |
2022年06月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
421p,77p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
---|
|
|
ISBN |
9784588374050 |
---|
|
商品コード |
1034606062 |
---|
NDC分類 |
289.2 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2022年07月5週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034606062 |
---|
著者紹介
トゥルスン・ベグ(著者):(Tursun Beg)
1426年以降にオスマン帝国の名門一族に生まれる。コンスタンティノープル征服後の登記事業に携わり、のちメフメト2世の大宰相マフムード・パシャに仕える。以後、数々の軍事遠征に同行し、大宰相の失脚後も財務官、財務長官代理、財務長官を歴任した。没年不詳。
濱田 正美(翻訳):1946年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。西南アジア史・中央アジア史専攻。京都大学・神戸大学名誉教授。著書に『東トルキスタン・チャガタイ語聖者伝の研究』(京都大学大学院文学研究科、2006年)、『中央アジアのイスラーム[世界史リブレット70]』(山川出版社、2008年)、共著に『中央ユーラシア史[新版世界各国史4]』(小松久男編、山川出版社、2000年)、訳書にアンドレ・クロー『スレイマン大帝とその時代』(法政大学出版局、1992年)などがある。
内容
栄華を極めた大都市コンスタンティノープルを攻略し、東ローマ帝国を滅亡させたオスマン帝国のスルターン、メフメト二世の一代記。修辞技法の限りを尽くした美文トルコ語によるオスマン文学の嚆矢にして、イスラームの世界観と政治思想、慣習を伝える史書としても重要な古典を現存する写本より完訳。謎の多い著者の経歴とその技法を明らかにする訳者解説を付す。