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正義の秤(スケール)~グローバル化する世界で政治空間を再想像すること~(サピエンティア 27)

ナンシー・フレイザー  著

向山 恭一  翻訳
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価格 \3,630(税込)         

発行年月 2013年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 9p,294p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/社会哲学
ISBN 9784588603273
商品コード 1011776075
NDC分類 311.1
基本件名 政治哲学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2013年11月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1011776075

著者紹介

ナンシー・フレイザー(著者):(Nancy Fraser) 1947年、アメリカのボルティモア生まれ。1980年にニューヨーク市立大学大学院で哲学の博士号を取得。現在はニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学科で、政治学および社会科学講座の教授を務める。フェミニズムの理論家としても著名で、アメリカ批判理論の代表者のひとりである。 最新刊に Fortunes of Feminism: From Women's Liberation to Identity Politics to Anti-Capitalism( London: Verso, 2013)、主な邦訳に、『中断された正義──「ポスト社会主義的」条件をめぐる批判的省察』(仲正昌樹監訳、御茶の水書房、2003年)、『再配分か承認か? ──政治・哲学論争』(アクセル・ホネットと共著、加藤泰史監訳、法政大学出版局、2012年)、『九・一一とアメリカ知識人』(エリ・ザレツキーと共著、仲正昌樹訳、御茶の水書房、2002年)などがある。
向山 恭一(翻訳):1964年生まれ。新潟大学教授。政治思想専攻。 著書に『対話の倫理──ヘテロトピアの政治に向けて』(ナカニシヤ出版、2001年)、訳書に、セイラ・ベンハビブ『他者の権利──外国人・居留民・市民』(法政大学出版局、2006年)、ウェンディ・ブラウン『寛容の帝国──現代リベラリズム批判』(法政大学出版局、2010年)などがある。

内容

正義の秤=尺度をめぐる二つのイメージ。ひとつの難題は、再分配か、承認か、代表かという「なに」をめぐって競合する見解から生じる。もうひとつの困難は、領域化された市民か、グローバルな人類か、国境横断的なリスクの共同体かという「だれ」をめぐって対立するフレーム化から生じている。本書は、これらの難題をえぐり出しつつ批判理論化のもとで統合し、正義の理想を追究する。

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