著者紹介
セイラ・ベンハビブ(著者):セイラ・ベンハビブ(Seyla Benhabib)
イスタンブール出身。1977 年、イェール大学にて哲学の博士号を取得。現在、同大学の政治学・政治哲学教授。討議倫理学を応用したフェミニズム、多文化主義の研究で近年注目されている。主著に、Situating the Self: Gender, Comnunity, and Postmodernism in Contemporary Ethics (New York & London, 1992, 全米教育協会年間最優良図書賞); The Reluctant Modernism of Hannah Arendt (Thousand Oaks, CA, 1996); The Claims of Culture: Equality and Diversity in the Global Era (Princeton, NJ, 2002); The Rights of Others (Cambridge, 2004, 本書、北米哲学会賞、アメリカ政治学会ラルフ・バンチ賞); Another Cosmopolitanism (Ne…
向山 恭一(翻訳):1964 年生まれ。新潟大学教授。政治思想専攻。
訳書にウェンデイ・ブラウン『寛容の帝国』(法政大学出版局、2010 年)、ナンシー・フレイザー『正義の秤』(法政大学出版局、2013 年)などがある。