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新しい都市空間~都市理論とスケール問題~

ニール・ブレナー  著

玉野 和志, 中澤 秀雄, 齊藤 麻人, 平田 周, 金澤 良太  翻訳
林 真人  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \5,170(税込)         

発行年月 2024年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 10p,461p,38p,11p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/都市・地域・農村
ISBN 9784588645501
商品コード 1038322905
NDC分類 361.78
基本件名 都市
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年06月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038322905

著者紹介

ニール・ブレナー(著者):ニール・ブレナー(Neil Brenner)
シカゴ大学社会学部教授(Lucy Flower Professor of Urban Sociology)。代表的著作として単著New State Spaces(Oxford, 2004)、New Urban Spaces(Oxford, 2019)、編著Implosions/Explosions(Jovis, 2014)がある。1990年代いらい約30年間にわたり、スケール、リスケーリング、国家空間、資本主義的都市化、惑星的都市化といった概念を彫琢し、それらに基づく比較研究を行うことで、学際的・国際的な理論構築を旺盛に行ってきた。「都市理論(化)」というアプローチそのものの重要性を世界的に認知させ、また都市理論における批判的な方法論や地図作製を体系的にアップデートしてきた、都市研究分野の中心人物である。過去にニューヨーク大学やハーバード大学で教授職を歴任。Ph.D.(Political Science)
玉野 和志(翻訳):玉野 和志(タマノ カズシ)[10章]
放送大学教授。代表的著作として単著『東京のローカル・コミュニティ』(東京大学出版会、2005)、『創価学会の研究』(講談社現代新書、2008)、『実践社会調査入門』(世界思想社、2008)がある。博士(社会学)。
中澤 秀雄(翻訳):中澤 秀雄(ナカザワ ヒデオ)[5章]
上智大学総合人間科学部社会学科教授。代表的著作として共著/復刻『戦後日本の出発と炭鉱労働組合』(御茶の水書房、2022)、共編著『炭鉱と「日本の奇跡」』(青弓社、2018)、単著『住民投票運動とローカルレジーム』(ハーベスト社、2005)がある。博士(社会学)。
齊藤 麻人(翻訳):齊藤 麻人(サイトウ アサト)[4章]
横浜国立大学都市イノベーション研究院教授。代表的著作として共編著Locating Neoliberalism in East Asia(Blackwell、2011)、共著Struggling Giants(University of Minnesota Press、2012)、単著
“Recentralization of Tokyo”(International Journal of Japanese Sociology 30(1)、2021)がある。PhD(Regional and Urban Planning)
平田 周(翻訳):平田 周(ヒラタ シュウ)[9章]
南山大学外国語学部フランス学科准教授。代表的著作として単著「尋問、モラル・エコノミー、罰の不公平な配分」(『予測と創発』春風社、2022)、共編著『惑星都市理論』(以文社、2021)がある。博士(哲学)。
金澤 良太(翻訳):金澤 良太(カナザワ リョウタ)[8章]
東洋大学社会学部社会学科助教。代表的著作として単著「市街地再開発事業における周辺住民への対応」(『せたがや自治政策』26、2019)、「都市間競争とイデオロギーとしての創造都市」(『年報社会学論集』26、2013)共著「二子玉川の再開発過程」(『人文学報』513、2017)がある。修士(社会学)。
林 真人(監修):林 真人(ハヤシ マヒト)[監訳および1・2・3・6・7章]
金城学院大学国際情報学部教授。代表的著作として単著Rescaling Urban Poverty(Wiley/Royal Geographical Society with IBG、2023)、『ホームレスと都市空間』(明石書店、2014)、“Any Labour geographies in urban theory?”(Antipode 55(2)、2023)がある。博士(社会学)。

内容

いま世界で最も影響力のある都市研究者ニール・ブレナーの初の邦訳単著。過去から現代にいたる都市研究の達成を、地理学・社会学・政治学・環境学・建築学の横断領域で網羅的に整理する最先端の探究。境界を持つ単位としての都市を超えて都市化を多スケールに構成されるプロセスと考える「リスケーリング」理論や、近年の社会科学を席捲する「惑星的都市化」の理論を解説・展開する代表的著作。

著者による紹介文
都市化をめぐるこれまでの研究アプローチのラディカルな再概念化。境界を持つ単位としての都市(シティ)への焦点化を問い直し、都市化を多スケールに構成されるものと考える論究。批判的都市研究の中心的課題は、資本主義的な都市組織体(capitalist urban fabric)をめぐり惑星的な規模で展開される、現代的なリスケーリングを解釈することにある。

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