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米中ソに翻弄されたアジア史~カンボジアで考えた日本の対アジア戦略~(扶桑社新書 454)

江崎道朗, 福島香織, 宮脇淳子  著

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価格 \1,155(税込)         

発行年月 2022年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 303p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史
ISBN 9784594093723
商品コード 1035749591
NDC分類 223.5
基本件名 カンボジア-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2023年02月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035749591

著者紹介

江崎道朗(著者):江崎道朗 (えざき・みちお)
評論家。1962(昭和37)年、東京都生まれ。九州大学文学部卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務めたのち論壇へ。安全保障、インテリジェンス、近現代史などに幅広い知見を有し、論壇誌への寄稿多数。2019年、『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』(育鵬社)で、第20回正論新風賞受賞。『インテリジェンスと保守自由主義』(青林堂)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』『日本占領と「敗戦革命」の危機』『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』(以上PHP研究所)、『日本は誰と戦ったのか』(KKベストセラーズ、第1回アパ日本再興大賞受賞)、『言ってはいけない!? 国家論』(渡部悦和氏との共著、扶桑社)など著書多数。
福島香織(著者):福島香織 (ふくしま・かおり)
ジャーナリスト。1967(昭和42)年、奈良県生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降は月刊誌、週刊誌に寄稿。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。『ウイグル人に何が起きているのか』『中国絶望工場の若者たち』(ともにPHP研究所)、『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋)、『中国複合汚染の正体』(扶桑社) 、『本当は日本が大好きな中国人』(朝日新聞出版)、『孔子を捨てた国』(飛鳥新社)、『新型コロナ、香港、台湾、世界は習近平を許さない』(ワニブックス)、『コロナ大戦争でついに自滅する習近平』(徳間書店)、『中国の大プロパガンダ』(訳書、何清漣著、扶桑社)など著訳書多数。月刊誌『Hanada』、WEBニュース『JBpress』で連載中。ウェブマガジン「福島香織の中国趣聞(チャイナゴシップス)」平日毎日+週末1回発行。
Twitter: @kaori0516kaori
宮脇淳子(著者):宮脇淳子 (みやわき・じゅんこ)
東洋史家。1952(昭和27)年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程満期退学。博士(学術)。専攻は東洋史。故・岡田英弘(東京外国語大学名誉教授)からモンゴル語・満洲語・シナ史を、山口瑞鳳(東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学、常磐大学、国士館大学、東京大学などの非常勤講師を歴任。『真実の中国史[1840‐1949]』『真実の満洲史[1894‐1956]』(ビジネス社)、『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社選書メチエ)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』『中国・韓国の正体』(ともにWAC)、『満洲国から見た近現代史の真実』『皇帝たちの中国史』(ともに徳間書店)、『世界史のなかの蒙古襲来』、『日本人が知らない満洲国の真実』『朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏』

内容

第2の“ウクライナ危機”はアジアで起こる!? 今なお続く、中共による各国への“共産主義浸透工作”。それは日本にとって、決して他人事ではないーー
大陸に飲み込まれないためにインドシナの歴史から日本人が学ぶべきこととは?

今、気鋭の執筆陣による画期的な“真実のインドシナ史"
カンボジアに行ってみたら……中共の酷さがわかった!!

タイやベトナムほど観光地としても市場としてもメジャーではない、しかし、東南アジアで今現在もっとも中国の植民地化が進み、中国人客があふれているカンボジアを旅した3人の論客が、その歴史・政治、ひいては日本と中国について分析と議論を重ねた話題の書が、現在の国際情勢を踏まえ筆を加えて新書化!

カンボジアを訪れる観光客が見学するキリング・フィールド、虐殺博物館。 拷問の限りを尽くされ亡くなった罪なき人々の断末魔が聞こえるような展示から、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)の残虐性が肌身に迫る場所である。
こうした残忍な「革命」は、中国とカンボジアだけでなく、当時(1970年代)、世界各地で行なわれた。カンボジアは特に、1958年の大躍進政策から文化大革命(1966年~1976年)の頃の中国とおぞましいほどに似ている。拷問のやり方までそっくりであった。
・文化レベルが高く豊かなカンボジアで、なぜポル・ポト派による大虐殺が起きたのか?
・中共の革命輸出がどのようになされたのか?
・カンボジアだけでなく東南アジアすべてにおいて、華僑・華人がどのような役割を果たしてきたのか?
私たちはこれらについてもっとよく知らなくてはいけないと、著者たちは力説する。それは、決して他人事ではなく、今、日本が直面している出来事でもあるからである。 米中新冷戦を軸にした新たな国際秩序の枠組みへの転換を伴う激動の時代は、すでに幕を開けた。ロシアのウクライナ侵攻が象徴するように、第三次世界大戦前夜ともいえる不確実性のなかで、今後、日本と日本人が何をすべきか、何に備えるべきか、どんな未来を描くべきかを問う。

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