内容
1.生活経済の歴史 2.戦後の経済変化と生活 3.海外の家計研究の歴史 4.わが国の家計調査の歴史 5.家計収支と家計簿記帳 6.家計をめぐる法則 7.ライフサイクルと貯蓄・負債 8.単身世帯と2人以上の世帯の家計 9.子どもにかかる費用 0.離婚の経済とひとり親世帯の家計 11.高齢者世帯の家計と生活 12.社会保障と生活 13.投資と生活経済 14.消費者問題と生活経済 15.持続可能な社会のための生活
生活をしていくには、生まれてから死ぬまで、また死んでからもある程度のお金がかかる。国全体の経済や企業の経済については学ぶ機会は多いが、個人の生活の経済を学ぶ機会はこれまであまりなかった。
人生にかかるお金と生活について学ぶことは、生活していくために、今後特に重要である。本書では、生活の経済の歴史、家計のしくみ、家計簿のつけ方と分析の仕方、単身、結婚後、1人親世帯、高齢者の家計、投資や消費者問題、そして今後の生活のあり方について学び、自立した生活を創造する知識を提供する。