内容
1.西洋政治思想の探究 2.デモクラシーの系譜 3.政治と教養 4.ポリスの政治学 5.レス・プブリカ 6.帝国とキリスト教 7.キリスト教共同体 8.ルネサンスと人文主義 9.統治のアート 10.「リヴァイアサン」と「ビヒモス」 11.統治と寛容 12.アンシャン・レジームと啓蒙 13.文明社会 14.独立・建国・革命 15.西洋近代の風景
古代ギリシアから近代に至る、「西洋」を舞台とした政治思想の歴史を探究。プラトンやアリストテレスをはじめとする「古典」と対話するとともに、「政治」が語られた時代の流れや背景といった歴史の「文脈」に着目し、西洋文明の思想的な基盤となった様々な「物語」を読み直し、そこで育まれた政治的な教養を解説する。
西洋政治思想史を学ぶことで、古典的なテクストや政治的な言語などに関する知識を広げるとともに、歴史や思想の観点から政治という人間の営為を深く理解することを目指す。